高級化する機内食にモノ申す「サンドイッチじゃダメですか?」

ここ数年、空の旅での食事が変わりつつある。人気料理店のシェフが監修したり、事前予約で機内食のアップグレードが受けられるサービスが登場したり。従来にくらべ旅客者たちの趣向やニーズを反映してのものなんだろうけれど……。

そもそも、もっと簡単なものでよくないですか?

機内食に特別なエクスペリエンスは必要?

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© iStock.com/Aureliy

たしかに、こうして機内食にエンタメ要素が増えること自体はうれしい。だけど、なんか前提がズレているようにも思うのは、僕だけだろうか。決して、機内食不要論を唱えたいわけではない。むしろその逆で、好きゆえにの意見だと思ってほしい。

例えば日本からハワイまでの移動は、おおよそ7〜8時間。東南アジアのリゾート地ならば、もっと短い。

フライト時間にもよるけれど、仮に夜出発、あるいは深夜便だった場合、搭乗前にもうゴハンを済ませているんじゃないだろうか。僕はそう。空港施設のレストランは充実してるし、なんなら空弁だってあるわけで。

「Beef or Fish?」の二択はさすがに古いけれど、そもそもあれだって何ゆえメイン料理だけ二択だったのか。お肉なのか魚なのか、いやいやもうちょい選択肢があってもよくない?とも思ったり。

決してマズイわけじゃない。たんに機内食に特別なエクスペリエンスを期待していないっていうほうが正しいのかもしれない。

こちらは有料だけど、エアアジアの「Santanミール」みたいに、開いただけでエスニックフレーバーが機内に充満するくらいの個性があれば、それはそれでエンタメしてるんだけどね。

僕が機内食に求めるもの

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© iStock.com/4kodiak

温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく。サービスだって悪くない。けど、どうしたって調理してから時間の経った食事が提供されるわけだし、気圧の影響で味覚が鈍るなんて話も聞いたことがある。実際、周りを見渡しても、ちょっと口をつけた程度で返してしまう人たちの多いこと。

だったら、もうフツーにサンドイッチくらいでいいんじゃないか。それ以外は必要ならば自分で持ち込む、で。

いつだったかEU内での移動にスイス インターナショナル エアーを使った。フライトは3時間くらい。提供されたのが、ハムとチーズがはさまったクロワッサンにフルーツ、それとチョコレート。近距離路線だったし、スナックミールよろしくなんでもないメニューなんだけど、満足度は高く、シンプルにおいしくいただけた。横に座ってた人は、ラップされたサンドイッチをお持ち帰り。そんな選択肢もある。

もちろん、旅のスタイルもその目的も人それぞれ。機内食は豪華なほうがいいって人もいるでしょうが、僕はダンゼン軽食派だな。ペアリングのワインは……なんて中途半端にグルメするより、ちゃっちゃと済ませて映画鑑賞、もしくは目的地でのおいしい出会いを求めて睡眠へ。

とりとめのない話だけど、みなさんはどう思います?

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