「ジャック・イン・ザ・ボックス」のキャラクターが変わった理由

アメリカ雑貨に興味のある人やアメリカの西海岸を旅行したことのある人なら、きっと一度は目にしたことがあるであろう、大手ファストフードチェーン店「Jack in the Box(ジャック・イン・ザ・ボックス)」のロゴやキャラクター。

「びっくり箱」を意味する店名のこのお店のキャラクターは、真っ白な球状の頭に、目と鼻、そして口があしらわれただけのシンプルな造作ですが、以前はおどけた表情の「ピエロ」がイメージキャラクターでした。

キャラクターがユニークなピエロから極めてシンプルな表情のものに変わった理由──。それは今から約25年前に起きた、ある事件がきっかけでした。

1993年、「ジャック・イン・ザ・ボックス」のハンバーガーに使われていたパティ(肉)が原因で被害者700人を超える大型食中毒事件が発生しました。

複数の死者を出し、のちに多数の後遺症に苦しむ人々を生んでしまったこの事件は「史上最悪の食中毒事件」として、現在も語り継がれています。

そんな、世界中に食中毒の恐ろしさと食品衛生の重要性を知らしめたこの事件を機に、「ジャック・イン・ザ・ボックス」は、それまでの認識をあらため、以降、食の安全性を最優先にした経営に徹することを誓いキャラクターを変更したのでした。

ちなみに、このキャラクターは「ジャック・イン・ザ・ボックスの社長」という設定であり、スーツで仕事をする姿やアロハシャツでバカンスを楽しむ様子など、様々なシーンが広告などで展開され、関連グッズはマニアの間で高い人気を誇っています。

Top image: © 2019 TABI LABO
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