「TABASCO」シリーズの「最辛」傑作

ホットソースの代名詞であるマキルヘニー社のタバスコ®ブランドから、この夏、7年ぶりとなる新作「タバスコ®スコーピオンソース」(60mlと150mlの2サイズ)が登場して話題となっている。

オリジナルの約10倍の辛さを生み出すのは、サソリの針の形状に由来するスコーピオンペパー。一滴口にすればたちどころに汗が噴き出してくる。たしかに辛い。

が、いたずらに舌を麻痺させたり、喉をかきむしりたくなるような類の激辛系ソースとはわけが違う。パイナップルやグアバを加えることで、刺激のなかにもフルーティな甘さや旨みがしっかり内在している。

単なるガマン比べや怖いもの見たさ、エンタメ感覚だけで激辛を楽しむことが悪いわけじゃない。

だけど、前提として「辛くてもおいしい」をちゃんと演出してくれるのが定番ブランドの心意気。パッケージに「世界一辛い」なんて冠も「ドクロ」のロゴも不要なわけだ。

Top image: © TABASCO®BRAND
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。