大阪・浪速区を「ブルックリン」のような街にするアートホテル
76あるすべての客室を「キャンバス」に見立てる。そこに、総勢100名のアーティストが、さまざまなアートを描いた。テーマは「You Only Live Once(人生は一度きり)」。
2019年9月28日、大阪・浪速区にオープンする「YOLO HOTEL -THE MUSEUM-」(以下YOLO HOTEL MUSEUM)は、“まるで美術館のようなホテル”なのだという。
テーマである「You Only Live Once」は、「YOLO」の名前の起源になった標語。日本にはアニメやイラストなど、独自に発展した多くのアートがあり、それらの作品は多くの外国人の心を魅了している。今回は、そんなチカラのある総勢100名の日本人アーティストが参加し、このテーマに沿って思い思いにホテル内を彩った。
ちなみに、ホテルがオープンする新今宮エリアは、かつての労働市場を支えた街。しかし、労働者の高齢化などによる空洞化が問題になっていた。それから数十年の時を経て、今、街には多くの外国人が暮らすように。
この流れを踏まえ、YOLO HOTEL MUSEUMは、地域を「多国籍の人々が暮らすニューヨーク・ブルックリンのように、アートと文化が発信される街」として生まれ変わらせること目指してオープンする。
アートの風が吹き込むことで、なんだか街は明るくなりそうだ。それにしても、100名のアーティストたちは、一体どんなふうに「人生は一度きり」を表現したのだろう? 気になって夜も眠れない。
©2019 株式会社YOLO JAPAN
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Top image: © 2019 株式会社YOLO JAPAN