「信じられないぐらい可笑しい」米英トップのSNSの使い方――ベンのトピックス

みなさん、ベンのトピックスにおかえりなさい。

2020年までもうすぐです。つい先日イギリスでは総選挙がありましたが、2020年はアメリカの大統領選挙もひかえていますね。ボリス・ジョンソン英首相とドナルド・トランプ米大統領。彼らはいつも世界中のニュースの中心です。ポジティブな理由はあまりないけど……。

まあ、ここはカルチャーについて書く「ベンのトピックス」なので、あまりポリティカルにならないようにしましょう。選挙も気になりますが、僕が注目したのは、二人のSNSの使い方です。

本当に信じられないほど可笑しい!

まずはトランプ大統領のツイートをみてください

※この記事は、トランプが弾劾訴追される前に書いたものです。上記の投稿も11月28日のものです。

この投稿はリツイートでもリプライでもなんでもありません。なんのコンテキストもなく、突然トランプ大統領がこういうツイートしたのです。テキストもないから、意味がわからない。ただただシルベスター・スタローンのボディに自分の頭をのせただけのイメージです。

誰も意味がわからない……。

トランプ支持者のなかには、このツイートを「俺は(何かの)戦いに勝った」とか、国民に向けて「We Are the Champions」というメッセージだとか解釈した人もいたみたいです。一方、アンチトランプ派は「リベラルと戦うぞ!」あるいは「必要なら暴力だって使う」というメッセージだと解釈した人もいたようです。

僕の意見はどちらでもありません。単なるトランプ大統領の自己愛だと思います。

次にジョンソン首相の保守統一党のYouTubeをみてください

これはイギリスで総選挙が行われる前に、保守統一党がYouTubeにアップしたもの。変なビデオです。

タイトルは「lo fi boriswave beats to relax/get brexit done to」。日本語訳すると「リラックスするか、欧州連合から離脱できるLo-Fi“ボリスウェーブ”ビーツ」みたいな感じでしょうか。英語でもナンセンスなんで、うまく訳せません。

これはMoodyCowによる世界的なバイラルとなったストリーム「lofi hip hop radio- beats to relax/study to」を真似ていますね(知らない人は、YouTubeで検索してみて)。インターネット・ミームになって、若者が大笑いして、保守統一党に投票する……なんて思ったんでしょう。ジョンソン首相のチームには確実にミレニアルズがいることがわかります。

まあ、現代の政治ですよね。政策よりもミームです。

この投稿のおかげとは思わないけれど、結局保守統一党が選挙で勝ちましたし……。

日本はまだいいほう!?

一部のアメリカ人によると、米大統領は「自由世界のリーダー」ですが、リーダーがそんな行動しないと思います。ジョンソン首相に関しても同じです。日本の首相がこんな投稿をしたら多分大問題になると思います。というか、安倍首相はこんな投稿しないでしょう。日本の政治もどうかと思うところがあるし、選挙でYouTubeを使うこともありますが、ことSNS上でいえばイギリスやアメリカよりは、まだいいかなと思います。

イギリスとアメリカの政治はだんだん冗談になってるように思います。

僕も笑うけれど、苦笑いです。

Top image: © Jeff J Mitchell/Getty Images
世田谷在住のイギリス人・ベンのトピックス読んで!