コロナ時代ならではの失恋「Zumping」を知ってる?
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大し、オンライン通話サービス「Zoom」が強い存在感を放つようになりました。セキュリティ面において脆弱性があるなんて話もあるけど、たくさんの人が使っているからこそ、このサービスが元になっている「Zoom飲み」「Zoomメイクアップ」という言葉も生まれています。
さて、ここで紹介する「Zumping(ザンピング)」もまた、「Zoom」の使用頻度が上がったことにより生まれた言葉です。
あなたの周りにも「ザンピング」された人がいるのでは?
デートがオンラインになれば、
当然、別れも……。
「ザンピング」と調べてみると、すでに多くの海外メディアがこれについて取り上げていることが分かるはず。もとはといえば、4月13日にイギリスのメディア『The Guardian』で公開された記事で紹介された言葉なんです。
言葉ではなく「ザンピング」にあたる事象は、フリーランスライター・プロデューサーであるJulia Moserさんがツイートしたことにより、たくさんの人が認識し始めたといわれています。
彼女のツイートはこんな内容。
「am i the first person who's been dumped via zoom?(Zoomで別れた人は私が初めてかな?)」
もう想像できていると思いますが、「ザンピング」とは「Zoom」で別れること。「Zoom」と別れることを意味する「Dumping」を組み合わせた言葉です。
メッセージだけで別れるのは失礼だろう……とはいえ、自宅待機中で外には出られないから、せめて「Zoom」を使おう。そんな気遣いがあるんだと思いますが、これって、どうなんでしょう? 個人的には慣れていないからショックが大きい気がします。
でも、コロナ時代だと考えれば、「ザンピング」してもらえる方がいいのかもしれません。感染リスクはないわけですし。
まあ、デートもオンラインになれば、別れもオンラインになる。当然っちゃ当然の話ですね。