【研究結果】寒い日には「怒ったツイート」が多くなる!? 

人間のさまざまな行動には気温が関係していることが今までの研究で分かっている。たとえば、暑いときには攻撃的な犯罪が増え、寒いときには減少するといった具合に......。

そこで「マッコーリー大学」「シドニー大学」の研究チームは、2015年から2017年のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州でのTwitter投稿を「We Feel」というツールを用いて分析。

その結果、上記の研究結果とは逆に、寒いときには“怒ったツイート”が増え、暑いときにはそれが減少したという結果が得られたという。

1日の最高気温が高かった上位10日間の“怒ったツイート”の平均数は1日あたり2482件であるのに対し、気温が低かった10日間の平均での“怒ったツイート”の数は1日あたり3354件にのぼったらしい。

この結果に対して、研究チームは2つの仮説を立てている。

1つ目は、暑い日と寒い日で、脳の酸素量ホルモンの分泌量睡眠の質などが変化するという内的な要因。もう1つは、天候の違いによって人々の行動が変化し、結果的に怒りのツイートの数が変化するというものだ。

また、週末には怒ったツイートが減少し、月曜日は週のなかでもっとも多くなる傾向にあるのだとか。

メンタルヘルスと大きく相関性があると思われるこの研究結果。ともあれ、ストレスの溜めすぎは万病のもと。どうぞ、ご注意を。

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