つらい「生理痛」を和らげてくれる5つのこと
目次
寒い季節になると「生理痛」が重くなってしまうという人も少なくないはず。
そんなときは、どうやら「身体を温めてあげる」ということが肝心なようで、さまざまな温活系アイテムが登場しています。
ほかにも、食事改善や運動、ストレッチをするなど、どの方法が身体に合うかは人によって違うはず。
アイテムだけでなく「生理痛軽減」に関する話をいろいろ集めてみましたので、参考にして自分に合う方法を見つけてみてくださいね。
「脳」に働きかけて痛みを
感じなくさせるアイテム
生理痛を和らげるために開発されたデバイス「Livia」は、痛みを感じる下腹部にジェルステッカーを貼り、スイッチを入れれば、お腹の痛みにサヨナラできちゃうという画期的なプロダクト。
なんでも、痛みが脳へ伝わるのを抑制し、痛みとして認識させない「ゲートコントロールセオリー」という鎮痛メカニズムをもとに作られているらしく、本体から出る電気信号が神経を忙しくさせ、神経伝達のゲートをクローズさせるんだとか。
その結果、脳が「お腹が痛い」と感じなくなるのだそう。
現在は、コチラから購入できます。
恋人の「手を握る」だけで……
“恋人”って、すごい存在だなぁと思ってしまいました。
2018年2月に『PNAS』で公開されたある研究結果によれば、こうです。
23〜32歳のカップルを対象に、女性が痛みを感じるとき、男性に手をつなぐよう指示し、脳の動き方や神経にどんな影響をもたらしているのかを調査。
その結果、恋人である男性は、女性の手を握るだけで「自律神経系に鎮痛効果にもたらす可能性がある」と認められたんだとか。
生理痛を緩和する
「寝相」って?
以前、アメリカのウェブメディア「LittleThings」でちょっと話題になっていた、ライターPhil Mutz氏の記事なんですが、なんでも腰痛から胃もたれ、鼻炎まで、睡眠時の姿勢ひとつで解決できる!とかで……。
記事内の5番目に紹介されているのが「つらい生理痛」のときにおすすめの寝相です。
効果は実際に試して判断してくださいね。
生理痛を和らげる
「エッセンシャルオイル」
タンポンやナプキンなどの生理用品をはじめ、セックスローションやコンドームなど、女性のためのケア用品を開発、販売する米メーカー「LOLA」が出しているのは、生理痛を和らげてくれる「エッセンシャルオイル」。
残念ながらまだ日本未上陸とのことですが、中には17種類のエッセンシャルオイルが配合されており、カプサイシン(唐辛子エキス)は筋肉の緊張を和らげ、カモミールとゼラニウムは血行を促進、ラベンダーと柑橘類は気分を高める働きをするのだとか。
避妊だけじゃない!医師に聞く
「ピル」の効果とメリット
ピルを“女性の生活を向上する手段”として活用する人が増えてきています。
「私の病院では、ピルは避妊薬という紹介はしていません。なんならピルは避妊薬ではない。生理を飛ばしたり、PMS(月経前症候群)や生理痛を軽減したり、肌荒れを改善したりと“女性生活向上薬”といっています」
そう話すのは『女性のためのピルの本』の著者であり「西国分寺レディースクリニック」の院長・医学博士の佐藤力氏。
重い生理痛に悩んでいる人は、ピルの新常識とその効果、メリット&デメリットまでピルに関するあらゆる疑問をぶつけたこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。