手を繋ぐ。それだけで、生理痛は軽減されるらしい。(研究結果)

わたし、生理痛がすごく重いほうで、薬が切れてしまうともうロクに生活できないほどの腹痛に襲われてしまうのです。

過去に付き合っていた彼が、毎月すごく心配してくれて「痛みをとってあげることはできないんだけど……」って言いながらも、腰をさすってくれたり、ご飯を作ったりしてくれていました。

確かにお医者さんでもないし、薬を飲んで安静にしている以外に、腰とお腹の鈍痛を救えることってないけれど。好きな人がそばにいてくれて、心配してくれるだけで安心したし、心なしか体も元気になっているように思えたんです。

 

手をにぎる
それだけで、痛みは緩和されていた?

嘘みたいな本当のハナシ。
“恋人”って、すごい存在だなぁと思ってしまいました。

今月もお腹が痛くて寝込んでいたとき、どうにか薬以外に、この痛みを軽減させる方法はないの?と調べてみたんです。

そして見つけたのが、2月に『PNAS』で公開されたこの研究結果

23〜32歳のカップルを対象に、女性が痛みを感じるとき、男性に手を繋ぐよう指示し、脳の動き方や神経に、どんな影響をもたらしているのかを調査したそうです。

その結果、恋人である男性は、女性の手を握るだけで「自律神経系に、鎮痛効果にもたらす可能性がある」と、認められました。

恋人が手を繋いでくれるだけで、本当に感じる痛みは軽減されていた…!?

たしかに思いかえせば、お産の痛みに耐える奥さんの手を、旦那さんがギュッと握っているシーンをよく見ますよね。痛みを少しでも軽減させてあげたいって思いは、本当にそれを可能にさせていたのかもしれません。

 

冷や汗をかきながら寝込む私の手を、「大丈夫?」って言いながら握ってくれた元彼の残像が見えました。

残念ながら現在、私の両手はいつでもあいたままなので、毛布をかぶって目をつむるのみですが。
男性の皆さん、ぜひ彼女が痛みに耐えているときは、手を握ってあげてくださいね。

Reference: PNAS
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。