「Amazon」の第2本社の建築デザインがすごい!
「Amazon」が、ヴァージニア州のアーリントン第2本社のデザイン詳細を公開した。
「地域社会との共存」と「環境への配慮」に重点をおいた近未来的な建築物は、25億ドルを投資して完成させる予定だという。
本社ビルは、米「グリーンビルディング評議会」による持続可能な開発のための最高認証「LEED プラチナ」になるよう設計。
バージニア州南部のソーラーファームからの再生可能エネルギー100%で稼働し、オール電化の全館冷暖房を完備。なお、同社は2040年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロを目指す「Amazon’s Climate Pledge」を掲げている。
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特徴的な二重らせんのデザインは、DNA構造や銀河系、さらには貝殻や松ぼっくりなど自然に馴染み深い形であることから採用。地元のアーティストを招いたイベントや、定期的なオフィスの一般公開などもおこなうという。
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ビル周辺には、2.5エーカー (1万m²)以上のオープンスペースを設置。売店やレストラン、さらにはドッグランや多目的スペースまで設けられるのだとか。中央の緑に面した円形劇場は、野外コンサート、ファーマーズマーケット、映画の野外上映などに活用できるそう。
毎日でも公園代わりに活用したい画期的なAmazon本社ビル。巨大IT企業による街作りの今後が気になるところだ。
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