コロナ禍の「住みたい街(駅)ランキング」1位はぶっちぎりの……

with コロナで迎えた2021年。「リクルート住まいカンパニー」が昨年12月から今年1月にかけて実施した「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」の結果をご紹介。

対象者は関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している、20代〜40代の男女7000人。インターネットによるアンケートで実施したものだ。

ニューノーマルが求められる時代、暮らしはどう変化する?

まずは、ランキングに注目。右側の(カッコ)内の順位は、4年前の2018年と比較したもの。その横の数字は同社がアンケート調査の結果より、独自にランキング得点を加点算出したもの。

1位:横浜(1位 / 1163)
2位:恵比寿(2位 / 758)
3位:吉祥寺(3位 / 736)
4位:大宮(9位 / 664)
5位:目黒(8位 / 529)
6位:品川(4位 / 499)
7位:新宿(7位 / 487)
8位:浦和(10位 / 465)
9位:池袋(5位 / 457)
10位:中目黒(11位 / 432)

結果はご覧の通り。TOP3はじつに4年連続同じ顔ぶれ。コロナ禍でも不動の人気だ。特筆すべきは横浜のぶっちぎり感。各世代、各ライフステージから多くの支持を集めた。

また、4年前の9位からジャンプアップしたのが「大宮」。このほか8位に「浦和」、15位「さいたま新都心」、33位「和光市」など埼玉勢が躍進。なかでも夫婦のみの世帯に限っては、2位「浦和」3位「大宮」と強さを見せた。

リモートワークが推奨されるようになり、都市部集中が分散傾向にあるのは自明の理だが、コロナ禍を受けて、“理想的な街”に求める意識にも変化がみられるようだ。

アンケート結果からは、「病院や診療所など医療施設の充実」を項目の1位に挙げる人が多く、次位も「一回の外出で複数の用事を済ませられる」「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃う」など、理想的な街の条件が変化していることが伺える。

 

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