今年も「パクチーの種」無料配布!【200人限定】
パクチー普及のために2007年からパクチーの種を配布しているパクチー銀行が、2021年も「パクチー育てる」89日間 国民運動を開催。キャンペーンは5月13日から8月9日までの89日間。
最終日の8月9日は、2005年に日本パクチー狂会が制定した「パクチーの日」。この日までの89日間は、主にオンラインで随時イベントも開催されるという。
ちなみに「パクチー銀行」とは、担保を元に貸す通常の銀行のやり方を変え、信用で貸すマイクロファイナンスでバングラデシュのムハマド・ユヌス氏が2006年にノーベル平和賞を獲ったのを受け、日本パクチー狂会の佐谷恭氏が立ち上げた、「担保どころか信用すらいらず返済の義務もない銀行」。
現在全国にある12の支店でパクチーの種を受け取ることができるのだが、返済の義務はなく、栽培がうまく行った暁には、まず自分の次の季節の種まきに使ってもらう。
余った種は家族や友人に渡し、それでも余っていたら、パクチー銀行の本店または各支店に返済できるという仕組みだ。なんと、毎年数千人に融資を実行しているらしい。
なにはともあれ新型コロナウイルスの感染拡大で、自給自足や食料自給率向上への関心も高まっている昨今。
家庭菜園をはじめてみたいけど、まだ踏み出せていない、もしくは新しい趣味を探しているなんて人も、トライしてみる価値がありそうだ。もちろん今回は、「パクチー好き」に限るのだけど。
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『「パクチー育てる」89日間 国民運動』
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