アジアンフードのおおらかさを知る「ガパオそば」
スーパーやコンビニでも気軽に買えるようになった、グルテンフリー食品。小麦アレルギーの人だけでなく、ヘルスコンシャスな食習慣を心がける人たちからも支持されています。
米粉100%パスタや麺類……ん、ちょっと待った。
もとより、蕎麦粉100%の「十割そば」はグルテンフリー。ならば、いつもの蕎麦を置き換えてよりヘルシーに、さらにちょっぴりアレンジを加えた、これからの季節にピッタリな冷やし蕎麦【エスニック編】をご紹介。 レパートリーにいかがでしょう?
※ご紹介する蕎麦は、小麦アレルギーを完全にカバーするものではありません。しょう油など調味料の一部に小麦粉を使ったものも含まれます。
怒涛のエスニック香を
蕎麦のしなやかさが受け止める
暑くなるにつれてカラダが、いや、細胞が欲求しだすのがエスニック料理の不思議な魔力。
ピリ辛&ハーブで構成された怒涛のエスニックフレーバーをがっちり受け止める包容力は、なにもお米だけじゃあないんです。炊き立てごはんの替わりに茹で上がった蕎麦を冷水でしめ、熱々のガパオを乗せちゃいました。
お箸じゃ食べずらい? そんなこと気にするよりも、唾液腺を刺激する東南アジアの食は、本能で食らいつくべし!
【材料】
・十割そば:1束
・鶏ひき肉:150g
・パプリカ:1/4個
・紫玉ねぎ:1/4個
・ししとう:2本
・バジル:5〜6枚
・卵:1個
・オイスターソース:適量
・ナンプラー:適量
・ピーナッツ:適量
・パクチー:お好みで
・ライム:お好みで
【作り方】
① ニンニクをみじん切りにする。パプリカは細切りに、玉ねぎは縦に薄くスライスする。
② フライパンにサラダ油をひき目玉焼きをつくる。硬さはお好みで調整し、フライパンから取り出す。
③ たっぷりのお湯でそばを表記の時間茹でる。茹で上がったら手早くザルに取り上げて、冷水で冷やす(氷水でしめると、いっそう腰がでます)
④ ニンニクを炒め香りが立ってきたら鶏ひき肉を炒める。色が変わったところで野菜を加え火を通す。火が通ったらオイスターソース、ナンプラー、酒、砂糖の合わせ調味料を入れ、汁気が程よくなくなるまで炒める。
⑤ 仕上げにバジルを加えてフライパンをひと振り。器にそばを盛りつけ④を乗せ、目玉焼きを添えてできあがり。お好みでパクチーやカットライムを搾ってどうぞ。