「言われなきゃ分からない」なんてレベルは超えたヴィーガンケーキ

いたるところで目にすることが増えてきた、プラントベースフード。お肉や乳製品の代わりに植物性の原料を利用する食品のことですが、そのおいしさを表現するとき

「言われなきゃ分からない」

なんて、ついそんな感想を口にしてしまいます。

とかく代替食品は “ホンモノに近いかどうか” で語られるので仕方ないですが、もはや何かの代わり、っていう物差しだけでは計りきれないなって思うんです。そのくらい、軒並み完成度が高まっているなぁと。

©2021 Hiroto Gozaoka

なかでもビオクラの「乳製品を使わないヴィーガンレアチーズケーキ」は、その代表格。

……本家のレアチーズ、超えちゃってません?

なんでこんなにクリーミーなの……

©2021 Hiroto Gozaoka
ホール3,456円(税込)、カット3672円(税込)

とはいえ、ひとくち食べた瞬間に言ってしまったんですよね。

「いや、これは言われなかったら分かんないわ……っていうか今まで食べたチーズケーキの中でもトップクラスかも」

そもそも、普通のレアチーズケーキと比べて “どこかしら劣るだろう” という前提で臨んでいたのが間違いだったんですが、そこにあるのは、ただの神ケーキ(しかもヴィーガン! )。食べる前に考えていた「少しは豆乳の匂いするのかな」「チーズみたいなコクはないんだろうな」なんてのはムダな心配だったようです。さすがに驚きました。

 

とくに気になったのが、クリーミーさ。これには三相乳化と呼ばれる特許技術を応用していて、これまでのヴィーガンチーズにありがちな「なんかちがう」という課題を解決。豆乳クリームをベースに、なめらかで、豆臭さがなく、しっかり発酵感もある味わいに仕上げたそうです。

©2021 Hiroto Gozaoka

そして何より、味もバツグン。某一流ホテルのシェフ経歴もある方がレシピ開発に関わっているそうで、爽やかなレモン風味とアプリコットジャムが、濃厚なクリームの香りを引き立たせてくれます。

1ホールにレモン1個分の皮を使っていて、酸味はやや強め。これがまたバニラ風味のクリームや香ばしいタルトと合うんです。

「今度から、ずっとこれがいいな……」そんなことを考えてるうちに、ヴィーガンケーキはお皿の上から消えていました。

「普通においしい」が
サステイナブルを身近にする

©2021 Hiroto Gozaoka

ビオクラの「ヴィーガンケーキ」シリーズには、レアチーズケーキの他にも

・4種の木の実のアーモンドクリームタルト
・大吟醸 おとふけ豆腐ケーキ
・米粉のガトーショコラ
・クレーム・タルト・オ・シトロン
・信州産アプリコットタルト
・リッチガトー・オ・ショコラ

など豊富にラインナップがあります。いずれも植物性の原料のみで作られていて、さらにロールケーキやパウンドケーキまであるので目移り間違いナシ。

©2021 Hiroto Gozaoka

ふと動物性食材を控えてサステイナブルな食の選択肢を考えるとき「普通においしい」は、とてもハードルを下げてくれます。

何かを我慢したり、本当は食べたいと思っているものを無理に置き換えるのは続けづらいですからね。

食べてみたらおいしくて結果的にヴィーガンだった、でもいいと思うんです。そうやって、さまざまなライフスタイルやアレルギーに悩む人たちの気持ちを知ることだって、きっと食の健康を考えるうえでは大切なこと。

 

おいしいヴィーガンケーキを探していた人も、どれどれと興味を持ってくれた人も、まずは一度お試しあれ。「言われなきゃ分からない」以上の発見があると思いますよ!

Top image: © 2021 Hiroto Gozaoka