「町中華」を凌駕する、たったひとつの調味料

「未知の食材を味わう冒険」をテーマに、昆虫食の魅力を探求するチーム「ANTCICADA」より、とんでもない中華調味料が誕生。今月4日よりオンラインショップおよび日本橋馬喰町（東京都）の店舗にて販売開始となった。

隠し味や料理のアクセントとして用いる調味料。だけど、これ……ぜんぜん隠れていませんから！（笑）

【イナゴラー油】

ANTCICADAの人気メニュー「イナゴラー油チャーシュー丼」で使用される、あのラー油がついに商品化。

しっかりディテールが残るサクサク食感のイナゴに香味野菜のうま味と唐辛子の辛味、花山椒をはじめとしたスパイスの複合的なフレーバーが相まった、昆虫調味料。

辛さの奥にスパイス由来のものとはまたひと味違う“刺激”を感じられるはず。

【カイコXO醬】

こちらは高級調味料の代名詞、XO醬のANTCICADAバージョン。

本来であれば、干し貝柱に干しエビが味の構成要素となるところだけど、もちろんそこは「昆虫中華調味料」。たっぷり入った蚕（カイコ）のさなぎ。さすがっス！

エビに近い香味やうま味があるそうで、これに鱈（タラ）、ベーコン、香味野菜、ブランデー、紹興酒で風味のバランスを整えてあるらしい。

もはや、この程度で驚いてばかりはいられないほど、昆虫食が食卓に浸透してきていることは認めざるを得ない。「おうち中華」を劇的に美味しくしたければ、このくらい弾けちゃった方がいい、のかも。

冒険したい方は以下よりサイトを覗いてみて。

『イナゴラー油 / カイコXO醬』

【内容量】各80g
【価格】イナゴラー油：1000円、カイコXO醬：1000円（ともに税込み）
【販売場所】ANTCICADAオンラインショップおよびANTCICADA店舗