浅草にオープンした「昆虫食の駅」とは?
大ブーム中!とまではいかないまでも、じわじわと広がりつつあるのが昆虫食。
持続可能性の視点からも注目され、もはや“物好きの趣味”の域を出つつある昆虫食の勢いをさらに加速させそうなお店の情報が。
10月1日より、昆虫食の通販ショップとして有名な「TAKEO」が、東京に実店舗をオープンしたのだ。
浅草エリアに誕生したのは、“昆虫食の駅”こと「TAKE-NOKO」。
昆虫食の駅、という言葉がピンとこないかもしれないが、つまりこのお店は単なる食事処ではないということ。
軽食を楽しめるのはもちろん、「TAKE-NOKO」では昆虫食に関する本などから最新情報を得たり、食品やグッズを買うこともできる。ショッピングを楽しむ間にカフェで休憩しつつ情報を得られるという、いわば昆虫好きのための道の駅のような場所になっているのだ。
カフェということで、TAKEOの名物である「タガメサイダー」の特別バージョンなんかも楽しめるそうだ。ちなみにこんな感じ。
見た目は強烈だが、「人にも環境にも虫にも優しく」をモットーとしているTAKEOの国産昆虫は高品質で安全なのだそう。
「野菜、魚、肉などと同じように昆虫が食として楽しまれる、より豊かな食卓」を目指しているという同社。
築60年の古民家をリフォームした実店舗では、その意思を実現するべく昆虫食の様々な魅力を感じられるようだ。
単なるゲテモノ扱いを乗り越え、昆虫食は現代における一つの「文化」として成熟しつつあると言える。文化が浸透していけば、TAKEOが謳うような「野菜、魚、肉などと同じように昆虫が食卓に並ぶ未来」が近いうちに訪れたりしても不思議ではない。
現代からは想像し難い光景だが、大正時代ごろは日本でも昆虫食は盛んだったというし。それを思えば、食糧難や持続可能性の風を受けて文化が復興する可能性は、ゼロではない。来るべきそのときに向けて、今から文化を体験しに行くのもいいかも?
『TAKE-NOKO』
【所在地】東京都台東区西浅草1-3-14 2F(もんじゃ焼き「かっぱ祭り」の2F)
【電話番号】03-5830-7970
【営業時間】月・火・木・金:14:00~21:00(飲食ラストオーダー/20:00)土・日・祝:12:00~20:00(飲食ラストオーダー/19:00)
※Holiday Kitchen営業
【定休日】毎週水曜・第1土日曜
※臨時休業あり
【公式ページ】https://takeo.tokyo/note/shop-info/