「飲み会のゲーム」がまさかのワールドシリーズ化!?

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

ビアポンの日

ビアポン(Beer Pong)という競技をご存知でしょうか?

これ、テーブルの両端に置かれたカップ(ボーリングのピンのような陣形)にピンポン球を相手側のカップめがけて両端から投げ入れあうという、至極単純なゲーム。

ただし、カップの中にはお酒ビールが注がれていて、ピンポン球を入れられたチームはそのお酒を飲み干さなければいけない。という、聞いているだけでも盛り上がりそうなビアポン。どうやら、パーティーシーンで誕生したようです。

その出自を遡っていくと、ビアポンの原型となるゲームそのものは、はるか昔に遡るようで、1950年ごろまではビアポンではなく「Beirut(ベイルート)」という呼び名でアメリカの大学生のあいだで近しいゲームが楽しまれていたんだとか。

もちろん、負けたら罰ゲーム。

飲み会の場ですから、カップにビールを注ぐことが多く、そこからビアポンというネーミングに変わったようです。というわけで、アメリカでは毎年5月の第1土曜日を「Beer Pong Day」と定めているらしく、今年はそれが5月6日(日本時間ではすでに7日ですが)にあたるというわけ。

飲みの余興からはじまったビアポンですが、次第にその競技性が注目されるようになり、2006年にはラスベガスで「World Series of Beer Pong(WSOBP)」が開催。

地域ごとに無数に存在したルールは統一され、飲みの余興は正式競技としてスポーツに昇華されました。

現在でも高額賞金を争い、世界各地の予選を勝ち抜いたプレイヤーたちが、ビアポン王座をかけて熱戦を繰り広げます。

これが、なかなかの盛り上がり。もはやお酒の場の“お遊び”は皆無なプレイは動画でチェックしてみて!

GW後半はみんなで集まってビアポン、いかが?

© BPONGNation / YouTube
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