お風呂のタイルからできた「食器」
オーダーメイドバスルームを手がける「BAINCOUTURE(バンクチュール)」から、廃棄タイルをアップサイクルした食器「uptile dish(アップタイル ディッシュ)」がデビューした。
©ニッコー株式会社
バンクチュールは、“100年後の、循環する未来をデザインする”をテーマに、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を推進する「ニッコー株式会社」が手がけるブランド。
その企業理念に則って、製造時に生じる余剰タイルや補修用として保存していたタイルなど、2021年7月〜2022年6月の直近では年間約100トンに及んだという廃棄タイルを、1908年の創業時から続く陶磁器事業とのコラボレーションで再生。
それが、今回の「アップタイル ディッシュ」である。
廃材の管理や商品への加工、出荷、販売まですべての工程を社内でまかなうことができ、再資源化に伴うエネルギー排出量の削減にもなるという。
©ニッコー株式会社
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ラインナップは、サイズ違いのプレート2種類にカトラリーレスト。
渋谷・富ヶ谷にあるニッコーのジェネラルストア「LOST AND FOUND TOKYO STORE(ロストアンドファウンド トウキョウストア)」にて販売中だ。
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タイルの原料となる石や土は枯渇性資源で、とくに上質なものは入手が難しくなりつつあるという。
同社は、今後も限られた資源を尊重し、廃棄量を最小限に抑える取り組みを進めていくそうだ。
『LOST AND FOUND TOKYO STORE(ロストアンドファウンド トウキョウストア)』
【営業時間】11:00〜19:00 ※定休日:火曜日
【住所】東京都渋谷区富ヶ谷1-15-12 1階
【オンラインストア】https://lost-found-store.jp
Top image: © ニッコー株式会社