2013年に存在していたWebページの38%は、2024年にはアクセス不可に【調査結果】

インターネットの普及により、コンテンツのデジタル保存が可能となった。しかし、アクセスできなくなってしまったページも少なくないようだ。

2013年に存在したWebページ
38%はすでにアクセス不可

アメリカのシンクタンク「Pew Research Center」によると、2013年に存在していたWebページの38%は現在アクセスできなくなっているらしい。ページ自体の削除や、ほかのWebサイトに掲載されているリンクの無効化などが主な原因なんだそう。

ちなみに、2023年に存在していたページのうち現在アクセスできないコンテンツの割合は約8%とのこと。古いコンテンツほど、アクセス不可となる傾向にあるようだ。

コンテンツの消失は、SNSでも

コンテンツにアクセスできなくなる傾向は、SNSでも見られる。その勢いはWebページよりも激しく、X(旧Twitter)に投稿されたポストのじつに5件に1件は、わずか数ヵ月で消えているそうだ。

より詳細なデータを見てみると、投稿されたポストの3%は1日以内、10%は1週間以内、15%は1ヵ月以内に削除されるんだとか。SNSへの投稿はWebページ作成と比べて簡単なだけに、消えるのもまた簡単なのかもしれない。

紙媒体の場合は、古書や古本として現代まで残っているものがある。果たして、「古ページ」「古ポスト」のような長期に渡って残り続けるコンテンツはあるのだろうか——?

Top image: © iStock.com/Anastasiia Yanishevska
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