AIが社員の好みを分析し「オフィスおやつ」をお届け。「スナックミーオフィス」がいい感じ
職場環境の変化や価値観の多様化が進み、企業にとって、従業員の満足度を高めつつ生産性を向上させる職場環境作りが急務となる現在。
そんななか注目を集めているのが、AIが最適なおやつをセレクトし、おやつが無くなりそうなタイミングでオフィスに次のおやつをお届けしてくれる「snaq.me office(スナックミーオフィス)」だ。
オフィスおやつ2.0
「福利厚生ニーズが20倍」の理由
「株式会社スナックミー」は、2016年に個人向けおやつサブスク「snaq.me」を開始。その後2018年には、同サービスで提供するヘルシーでおいしいおやつを職場でも楽しみたいという声に応え、福利厚生サービス「snaq.me office」をスタートさせた。
新型コロナウイルス感染症の拡大によるリモートワーク推奨の影響を受け、一時サービスを停止していたが、オフィス回帰や福利厚生ニーズの高まりから需要が拡大。同社によると、オフィスおやつに関する福利厚生ニーズは昨年比で20倍に増加したという。
この背景には、オフィスワーカーのニーズの変化や企業側の課題意識の高まりが影響していると考えられる。
データが導く「最適化」で
フードロス&在庫切れも解消
「snaq.me office」最大の特長は、AIを活用したパーソナライズ化だ。従業員はオフィスに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取り、専用LINEアプリを通じて、100種類以上の中からおやつを購入。AIはそこで得られた購買データを分析し、各オフィスに最適なおやつを自動でセレクト、補充をしてくれる。
想像してみてほしい。仕事で疲れた午後、デスクに向かうと引き出しには昨日ちょうど「これが食べたい」と思っていたおやつが入っていた……。そんな“ちょっとした幸せ”が、日々のモチベーションアップに繋がるのでは?
従来の一律提供のおやつではなく、一人ひとりの好みに合わせたパーソナライズ化は、従業員満足度向上に大きく貢献するだろう。
変わる福利厚生
企業と従業員双方にもたらすメリット
「snaq.me office」は、従来の置き菓子サービスが抱えていた課題解決にも貢献する。AIによる需要予測に基づいた在庫管理によって、フードロスを最小限に抑えることが可能に。食品ロスが社会問題化するなかで、企業として責任ある選択と言えるだろう。また、従業員同士がおやつを通じてコミュニケーションを取る機会を増やし、社内コミュニケーションを活性化できるという期待もある。
さらに、同社はオフィス向け専用おやつも開発。パティシエや管理栄養士監修のもと、栄養価豊富なナッツや腹持ちのよい米菓など、おいしく健康的なおやつを提供している。健康経営が叫ばれる昨今、従業員の健康をサポートする福利厚生としても、企業にとって魅力的な選択肢となるだろう。
「ちょっと嬉しい」がもたらす
大きな変化
「snaq.me office」の利用料金は無料で、初期費用や月額費用、備品代や送料まで一切ゼロ。企業は従業員が食べる分だけ支払う「従業員様全負担型」や費用をあらかじめ全額負担する「企業全負担型」など、企業のニーズに合わせた費用形態を選択できるという。
低コストで導入でき、従業員満足度向上や企業の成長にもつながる可能性を秘めたオフィスおやつサービスは、アフターコロナ時代における新しい福利厚生のカタチと言えるだろう。
『snaq.me office/スナックミーオフィス』
【公式サイト】https://office.snaq.me/
👀GenZ's Eye👀
ヘルシーで安全、しかも好みにあったお菓子がいつでも食べられるオフィスなんて夢のよう!リモートワークも一般化しつつあるけれど、オフィスで得られる楽しみが増えると出社のモチベーションも上がるんじゃないのかな〜なんて思います。