Z世代が熱視線をおくる「ビーツ」知られざるポテンシャル

健康意識の高まりは、野菜にも特定の栄養素を求めるという消費者間での流行を生み出したと言われている。

そんななか、食品のサブスクリプションサービスを提供する「オイシックス・ラ・大地株式会社」が展開する「Oisix」は、ある特定の栄養成分を多く含む高栄養野菜を「きくべジ」と命名し、2025年のネクストトレンド野菜として注目。同社が次に注目する野菜は「ビーツ」だそう。

ビーツに関するアンケートからわかること

同社が行ったアンケート調査「オイシックス・ラ・大地 ビーツ調査(2024年)」によると、61%の人がビーツを「知っている」と回答。そのうち「食べたことがある」と答えた人の割合はわずか31%にとどまった。また、ビーツを「知っている」と答えた人にこの野菜のイメージを聞くと、売っている場所の少なさや、調理法への迷いなどが挙げられた。まだまだ身近な存在とは言い難いビーツ。それが、なぜこんなに注目されているのか。

そのカギは、ビーツという野菜の持つ栄養素や見た目にあるようだ。

アンケート結果によると、ビーツのイメージについてはとっつきにくい印象を与えるような回答が見られるいっぽうで、「色が綺麗」「栄養価が高い」「美容に良い」といった回答が見られた。また、「これからビーツが流行るか」という質問に対し、20代は68%が「流行ると思う」と回答

Z世代の消費行動における野菜の選択は、その身近さだけではなく、機能性が重視されるようになってきているのかもしれない。

出典元:オイシックス・ラ・大地 ビーツ調査(2024年)©オイシックス・ラ・大地株式会社

ビーツをもっと身近な存在に
Oisixの挑戦

Oisixによると、同社で販売するビーツは、試行錯誤を繰り返すことで厳選された甘みとうまみが濃厚な品種とのこと。子どもでも喜んで食べられるくらい食べやすく、たくさんの料理に取り入れて楽しむことができるという。定番の「ボルシチ」以外にもサラダに加えて生の味を楽しむのもオススメとのこと。

また、同社では生のビーツを販売する他にもビーツを使ったミールキットの販売を実施中。主菜と副菜を20分で作ることのできるこのミールキットは、忙しい日々を送る人にこそ手にとってほしい商品だ。

©オイシックス・ラ・大地株式会社

変わる食

変わらない思い

食を通して健康を。これは食を提供する者の使命とも言える言葉。Oisixが届けるのは健康以上の「食」体験ではないだろうか。ネクストトレンドな野菜の他にも、馴染み深い野菜との新たな体験を料理を通してもたらしてくれることだろう。

時代とともに変わっていく食のカタチの中にも、変わらず存在し続けるのは、食に関わるすべての人の思いなのかもしれない。

調査概要

【調査時期】2024年10月9日~2024年10月13日(インターネット調査)
【調査属性】日本全国の20~50代の男女(1541名)
【出典元】「オイシックス・ラ・大地 ビーツ調査(2024年)」

Top image: © オイシックス・ラ・大地株式会社
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