Z世代に支持されるブランドの共通点。2026年調査が示す「選ばれる条件」

Basisが行った最新の調査によると、Z世代が話題にするブランドの多くがファッション、美容、スポーツウェア、テック分野に集中していることが明らかになった。これら4分野だけで上位ブランドの約7割を占めるという。

一方で自動車、銀行、日用品、ファストフードなどは話題に上がる割合が1割未満にとどまり、従来の大企業が必ずしも注目を集めていない状況が浮かび上がった。

関心は必ずしも広告費の大きさに比例しない

Z世代の関心は必ずしも広告費の大きさに比例しない。

2014年創業のGlossierは世界ランキング2位に入り、低価格スキンケアブランドのThe OrdinaryはSpotifyやAmazonなどの巨大企業より上位に位置した。

限られた層に強く支持されるブランドが、大規模企業を上回るケースも珍しくないようだ。

調査では、Z世代がブランドを語る際の主な視点として6つの要素が示された。

  • 信頼できるかを判断する「評価」

  • 限定商品やコラボなどの話題性

  • 長く使えるかという実用性

  • 自己表現につながるかどうか

  • 友人に勧めたいかという共感性

  • イベントや体験の魅力

など、特定の分野だけでなく、複数の視点で存在感を示すブランドほど成長しやすい傾向が見られるという。

Z世代の支持は国境を越えて共通とは限らない。たとえばDr. Martensは英国では首位を獲得したが、米国では順位が大きく下がった。

同じブランドでも文化的な受け止め方が異なるため、地域ごとの戦略が重要になるとみられる。

世界ランキングではNike、Adidas、Apple、Uniqloなどが上位に入った。Z世代に選ばれるブランドは知名度だけでなく、文化的な共感や体験価値が鍵になりそうだ。

Top image: © iStock.com / Giuseppe Lombardo
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