ハードディスクが液体に?!スプーン一杯分で、「1TBのデータ保存」が可能に?!
たったスプーン一杯で、250,000枚の写真(1000万画素で)が保存できるというのは、想像したら、スゴイ未来だ。
UKのWiredで紹介された次世代のハードディスクが近未来的であると話題になっている。ミシガン大学とニューヨーク大学の研究者チームがシミュレーション研究を行っている技術「湿式情報ストレージ」だという。
液体中に浮遊させたナノ粒子のクラスタ(塊)を利用し、中央の球の外側にその複数のナノ粒子をくっつけることによって機能する。
シミュレーション計算では、「12個のナノ粒子から成るクラスタを3%の濃度で含む溶液」。テーブルスプーン1杯分に、1TBのデータを保存することができたのだ。従来のハードウェアでいえば、これだけの量のデータを保存するには、スマートフォンぐらいのサイズの外付けハードディスクが必要だ。
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現時点では、クラスタの形の固定や簡単な読み出し方法などまだ完成していない部分もあり、実用化まではかかりそうではあるが、 技術の進歩から目が離せなさそうだ。
Reference:Liquid hard drive could store 1TB data in a tablespoon on Wired UK