【米・研究が発表】年齢によってここまで違った。あなたのベストな睡眠時間は〇時間!
健康にも美容にも、仕事効率にだって大事だと言われる「睡眠」。では実際、どのくらい寝るのがベストなのだろうか?
そんなかねてからの疑問をスッキリさせてくれるような報告書が、2015年1月に非営利団体・国立睡眠財団によって「Sleep Health Journal」に掲載された。
この研究には、睡眠の専門家はもちろん、解剖学、生物学、神経学、小児科、婦人科、老年学といった幅広い分野の専門家が加勢してくれた。冠動脈疾患リスクや糖尿病リスクとの関連性、脳の機能性などから、ベストな睡眠時間は「年齢による」ということが正式に発表されたのだ。
報告は以下の通りだ。
年代別!
1日あたりの推奨睡眠時間
新生児(0~3か月): 14-17時間
乳幼児(4~11か月): 12-15時間
幼児(1~2歳): 11-14時間
未就学児童(3~5歳): 10-13時間
学齢児童(6~13歳): 9-11時間
10代(14~17歳): 8-10時間
若年成人(18~25歳): 7-9時間
成人(26~64歳:) 7-9時間
高齢者(65歳以上): 7-8時間
このように専門家が集まり研究が行われ、科学文献として発表されたのは初めてだという。数時間の幅があるのは、体力や環境によっても個人差があるためだとか。
国立睡眠財団のCEOは、「この推奨睡眠時間は、健康管理をする上で役立てて欲しい」と述べた。
私は5時間睡眠がベスト!なんていう方も多いかもしれないが、実は身体が悲鳴をあげていないだろうか。忙しい中でもベストな睡眠時間を確保することで、たくさんのメリットが得られるかもしれない。
Top photo by reynermedia/ Reference:sleephealthjournal