あ、ニンジンしかない……が狙いどきな料理

冷蔵庫を開けたとき、目ぼしい食材がニンジンしかなかった。それでもお腹を満たしたいし、おいしいモノを食べたい!

そんなニーズを叶える「しかない料理研究家」の五十嵐豪(FCF代表でもあります)が紹介する料理がこちら。

沖縄のソウルフード
「しりしり」

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沖縄県の郷土料理「ニンジンしりしり」があります。スライサーでせん切りにしたニンジンを、卵と調味料で炒めた料理のこと。しりしりは、スライサーで「擦る」動作のことで、「すりすり」が語源になったそうですよ。沖縄では「しりしり」専用のスライサーが各家庭にあるとかないとか。

作り方はとってもカンタン。 スライサーがあると便利ですが、もちろん包丁でもOK。たった2ステップで完成です。

【作り方】

①6mm〜8mmの細さに千切りにしたにんじん2本をごま油でしんなりするまで中火で炒める。
②溶き卵1個を加えて卵に火が通るまで炒める。
③醤油、かつお節、塩こしょうで味を調える。

かつお節を入れることで旨味成分イノシン酸が加わり、味の満足度が高まります。ニンジンだけでもポイントさえ押さえれば、圧倒的においしく仕上がりますよ。かつお節は大きいものは手で細かく潰してから入れると、うま味や風味が均等に行き渡ります。

ぜひ試してみてー。

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