【花粉症の人も要チェック】おなかの調子を整える食べ物たち

長年花粉症とともに生きている人、
認めたくないけどたぶん花粉症の人、
なぜか分からないけど春になると鼻がムズムズしだす人。

きっと考えることは皆同じ。

\ この症状どうにかしたい / 

 

……そんなところにスミマセン。
花粉症に効く魔法の食べ物もなければ、魔法の飲み物もありません。

花粉症の正しい予防は、花粉を取り込まないこと。
そして、薬を飲むことです。

けれど、こんな噂、聞いたことありません?

「花粉症にはヨーグルトがいいらしい」

花粉とおなか?

花粉症は花粉に対するアレルギー反応で、免疫機能が誤作動することで引き起こされます。

ということは、体の免疫力を高めておくことが大切。
体の中でも腸に集中している免疫細胞が正常に働けばいいってことは、おなかの調子を整えると、まわりまわって花粉症にどうかな?っていうところでしょうか。

とにもかくにも、おなかの調子は良いほうがいいに決まってます。
ということで、以下、おなかの調子を整えるためにはどうしたらいいか?ということを紹介していきます。

腸内環境は食事で整えよう

おなかという時点で想像がつくかと思いますが、腸内環境を整えるには食事を見直すことが大事です。

食事で摂りこむものを意識して、腸内に生息しているたくさんの菌たちと上手に付き合っていきましょうというわけで。

具体的な方法と食品の例をセットで紹介していきますね。

方法① 善玉菌を摂る

発酵食品のイラスト
©iStock.com/Ekaterina Kapranova

一つ目は、善玉菌を増やすために善玉菌を摂るというもの。

善玉菌の代表格といえば、ビフィズス菌や乳酸菌。
善玉菌が含まれているおもな食品は発酵食品です。

具体的に食品名を挙げるとするなら、以下です。

  • ヨーグルト
  • 納豆
  • キムチ
  • 漬物
  • 味噌
  • 乳酸菌飲料


あくまで一例ですが、こうやって見てみると身近な食品が多いですよね。
朝食にヨーグルトを食べる、お味噌汁を飲む、おやつに乳酸菌飲料を飲むなど、習慣化しやすい方法で食事に取り入れてみてください。

方法② 善玉菌のエサになる成分を摂る

緑黄色野菜のイラスト
©iStock.com/Ekaterina Kapranova

二つ目は、先ほど紹介した「善玉菌」のエサになる成分を積極的に摂るというもの。
もともと腸に住んでいる善玉菌に“エサ”を与えて力を発揮してもらおうというワケですね。

善玉菌のエサになる成分は、食物繊維やオリゴ糖。
食物繊維やオリゴ糖……何かしら身近にありそうですよね。

具体的に食品名を挙げるとするなら、以下です。

【食物繊維】

  • ごぼう
  • ワカメ
  • 昆布
  • しいたけ
  • しめじ
  • 大豆
  • さつまいも

【オリゴ糖】

  • ハチミツ
  • きな粉
  • バナナ


上記はあくまで一例で、食物繊維は、野菜、根菜、豆類、海藻などを中心に多く含まれています。オリゴ糖も身近な食品から摂取できる成分なので、ぜひ食事に取り入れてみてくださいね。

方法③ 悪玉菌の増殖を防ぐ

肉や牛乳のイラスト
©iStock.com/Ekaterina Kapranova

三つ目の方法は、善玉菌を増やすのと逆の考え方で、悪玉菌が増えるのを防ぐというものです。

悪玉菌が増える原因は様々で、一概には言えませんが、たんぱく質や脂質が中心の食事は要注意。

たんぱく質や脂質というと、肉や油、バターといったものが思い浮かびます。悪玉菌が増えると聞くとこれらの食品が「悪」のように聞こえてしまいがちですが、たんぱく質や脂質は必要不可欠な栄養素でもあります。完全に避けるのではなくて、摂りすぎに注意する程度で意識としては十分でしょう。

まとめ|結局、花粉症対策するなら

冒頭でも述べましたが、花粉症の症状を和らげるには花粉を避けるのが一番です。

自覚症状がある人にとって、花粉シーズンは苦しい時間になりそうですが、マスク、メガネなどの花粉対策グッズを駆使して乗り切りましょう。

(認めたくないけどたぶん花粉症という人は、病院に行ったら案外ラクになるかもしれませんよ)

Top image: © iStock.com/Ekaterina Kapranova
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。