職員室がベッドルーム!?オランダに、廃校をリノベーションした「共同住宅」ができました
使わなくなった学校を取り壊すのではなく、リノベーションして新たな使いみちを生み出す。カフェやギャラリー、アートスペースとして校舎を再利用する取り組みは、今に始まったことではありません。たとえば「3331 Arts Chiyoda」や「世田谷ものづくり学校」のように、カルチャーを発信したり、ワークショップの場として人と人が繋がる拠点として活躍しています。
アムステルダムでは、こんな使い方も人気。
教室をリビングにすると
こうなりました!
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やわらかい光が部屋全体に回り、モダンな調度品に囲まれた部屋。その昔、教室として子どもたちが机を並べていた空間だと聞いて信じられますか?
アムステルダム西部キンケルブールト地区に建つこの「Ons Dorp」は、1910年に建設された古い学校をリノベーションした集合住宅。
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いわゆる日本の学校のように広い敷地に棟が建つ格好ではなく、こちらは他のビルの外観と同じようにして街の一角に並んでいます。その点、廃校後の用途を「住居」とする選択肢は、ニーズに適っていると言えるのかもしれませんね。
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コンクリの壁や階段の手すり、廊下へと続くアーチ状の扉にも。校舎の面影が感じられます。
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教室として使われていた空間はリビングへと様変わり。天井まで届く大きな窓から、やわらかい日差しが部屋の奥まで届いてキモチよさそう。
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この天井高を活かしてメゾネットにし、プライベート空間を生み出しました。
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コンパクトなキッチンにも明かりがいっぱい。
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もともとは職員室だった部屋も、今はベッドルームに変身。
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少子化の影響で、都心からも小中学校が毎年のように姿を消しています。山村地域の古い木造校舎と違い、取り壊され、再開発となるケースがほとんどのようです。
いっぽうで、地域住民の間に交流が生まれたり、文化が生まれたり。この集合住宅のように「人が住まう」という利用法も、ステキなのではないでしょうか。