お台場に「未来の家」を見に行こう!
7月30日から、デザイナー・原研哉氏がディレクターを務める展示「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」が開催されています。
企業と建築家・クリエイターが協同して具現化した未来の家を、今からでも体験してみては?
これからの暮らしを考える
「未来の家」
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その一例が、上の画像に写っている『吉野杉の家』です。Airbnbと長谷川豪氏によってデザインされたもので、奈良県吉野の林業従事者が伐採した吉野杉を用いて、吉野町の大工さんたちの手で家を建てており、地元で代々受け継がれてきた知識と文化を大切にした造りになっています。
1階部分は町の人々に開放されたコミュニティスペースです。家の中心には縦長のダイニングテーブル。たとえば子育て中のお母さんが集まって、子どもを遊ばせながらおしゃべりに興じたり、散歩中のお年寄りが立ち寄ってお茶を飲んだり、自由に利用できます。2階は宿泊部屋に。
展示終了後は、吉野町の川沿いへと移設され、宿泊が可能になります。コミュニティがホストとなることで、地域との新しい関係が生まれ、宿泊者も吉野の未来に影響する仕組みに。
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会場構成を担当しているのは隈研吾氏。中に入ると、蔦屋書店や住友林業緑化×そら植物園によるオリーブの木が。そのほか出展リストは下記のとおり。
ヤマトホールディングス×柴田文江
Airbnb×長谷川豪
パナソニック×永山祐子
無印良品×アトリエ・ワン
三越伊勢丹×谷尻誠・吉田愛
大東建託×藤本壮介
LIXIL×坂 茂
住友林業×西畠清順×隅研吾
凸版印刷×日本デザインセンター原デザイン研究所
TOTO+YKK AP×五十嵐淳/藤森泰司
TOYOTA×隈研吾
カルチュア・コンビニエンス・クラブ×原デザイン研究所×中島伸也
※本展示ナンバリング順
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HOUSE VISIONは、2011年3月より、建築家、研究者、多様な企業、行政との対話を重ね活動を続けています。公式WEBサイトにある説明を一部抜粋して紹介します。
テレビや冷蔵庫といった単品から、家そのものが総合家電へと進化しはじめています。やがて電力供給から通信・移動のシステムを含んだ大きな仕組みがハード、ソフトの両面でつながっていきます。その結果を、「住まいのかたち」に探ります。
コミュニティも土地や建築の価値も、すべてを本質において捉え直す必要があります。そして「家」を軸とした新しい都市の独創性を生み出し、海外へ発信していきましょう。
会期は8月28日まで。展示のテーマは「CO-DIVIDUAL コ・ディビジュアルー分かれてつながる/離れてあつまる」。IOTによってどんな暮らしが実現するかを擬似体験できる貴重な機会も。
■展示名
「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」■会期
2016年7月30日(土)〜8月28日(日)■時間
11:00-20:00(入場受付時間19:30)■会場
お台場・青海駅前 特設会場
(東京都江東区青海2-1)■入場チケット
一般(¥1,800)
学生(¥1,500)
一般3回券(¥4,500)
学生3回券(¥3,500)
ご購入URL→http://house2016.ticket.jp■会期中のイベント
30日間、毎日1~2回のトーク・イベントを開催予定。
詳細は、随時、webサイト、Facebook、Twitterにて案内アリ。■お問合せ
日本デザインセンター 原デザイン研究所 HOUSE VISION
Tel: 03-6264-0330
E-mail: info@house-vision.jp