幼稚園の中にかわいい家が生まれました。リアルなままごとを楽しめる「ouchi」プロジェクト。

ある日はコックさんに、ある日は憧れのヒーローに、そして、ある日は大好きなママに。たとえ雨が降って外で遊べなくても、豊かな想像力を働かせば、室内遊びはとっても楽しくなります。幼稚園設計のスペシャリスト「HIBINOSEKKEI+Youji no Shiro」があたらしく手がけたのは、園舎ではなく、ごっこ遊びをする為の遊具でした。大人も一緒に、みんなで楽しめる夢のおままごとの世界をのぞいてみましょう。

あたらしい〈おままごと〉の世界は、
「ouchi」の中にありました。

佐賀県にある認定こども園「嘉瀬こどもの森」。既に新しい園舎を5年前に完成させていたオーナーが依頼したものは、「子供たちが創造性を育みながら、ごっこ遊びが出来るような物を作って欲しい」というものでした。

子供たちがごっこ遊びをするのは、大人の真似をしたいからなのではないでしょうか。であるならば、既成の玩具や遊具ではなく、園舎の中にもう一つ、子供サイズの小さな家をつくり、お母さんやお父さんの真似をしたり、大人っぽいことを創造するような仕掛けを作ればいい。あたらしい〈おままごと〉の世界は、ごっこ遊びの原点である「ouchi」の中にありました。

子供たちが中に入るとこのような景色が広がります。

想像の世界のなかで、
めいっぱい楽しんでほしい。

かわいらしい家の中には、キッチンや薪ストーブ、洗濯機や物干し竿、そして、屋根裏やテラスまで用意されていました。小物類は、すべて天然木無垢材で作られているので、口のなかに含んでも安全です。キッチンでは、大人たちがとくべつ何にも教えてなくても、ママの真似をして食器を洗っていました。その姿が様になっていることに驚くと同時に、子供たちは、普段からしっかりと大人を観察してるのだと感心してしまいます。薪ストーブだって、ちゃんと薪をくべているのですから。

もっと楽しいごっこ遊びを。

たとえば、段ボール箱をテーブル代わりにして、紙に食べ物の絵を描いて、それを配膳してウエイトレスさんを真似てみたり。あるものを工夫して、ままごとを楽しんでいた頃を思い出すと、よりリアルにその世界に触れることができる〈ouchi〉は、想像と現実の世界の境目が分からなくなってしまうほど、憧れの大人たちに一歩近づけるのだろうと思いました。ごっこ遊びには、夢があります。すべて子供たちのスケールで作られていますが、大人たちも中に入って遊べば、きっと、子どもたちと同じように新しい目で世界を見ることができるでしょう。

Licensed material used with permission by HIBINOSEKKEI + Youji no Siro
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