EU離脱以来の衝撃!?ロンドンで爆発的人気のフードトラック初の路面店へ

ロンドンで美食が集まるエリアとして、ここ数年で急激にホットスポット化したモルトビー・ストリート・マーケット(Maltby Street Market)。ここで2014年からロンドナーの胃袋を虜にしてきたメニューがある。

このビジュアルを見せられたら、もう食べなくたってこう言うほかない。こんなの絶対「うまい!」に決まってる。

嗚呼、とろけるチーズに
めまいがしてくる

丸パンにたっぷりのチーズをサンドして、さらに上にもチーズをふんだんに乗せた、とろっとろのグリルド・チーズサンド。注文が入ると目の前の鉄板でプレスしながら焼いていくそうで、チーズのとろける音、立ち込めるあの香りで、食べる前からすでに陶酔してしまう、というのは実際に食した友人の談。

“ロンドン1おいしい”と賞賛されるこのサンドイッチを売るのが大人気フードトラック「CHEESE TRUCK」だ。なんでもオープンから2年でおよそ100,000食、チーズだけでも20トン以上を売り上げたというんだから、その熱狂ぶりがよく分かる。

イギリス産チーズの魅力を伝えたい
フードトラックで全土をめぐる

そもそも、イギリスは世界一の生産量を誇る「チェダー」をはじめ、スティルトン、カッテージなチーズの一大生産国だ。このイギリス原産の、しかもトラディショナルな製法でつくられたチーズを使うことに共同設立者Matthew Carverはこだわったという。こういった背景も人気に火をつけた理由のひとつにちがいない。

もうひとつ、「アルフィー(Alfie)」の愛称で親しまれている彼らのトラック、チーズを意識させるデコレーションも愛嬌たっぷりなボディも、じつにカワイイじゃないか!

音楽フェス、ファッション業界、
世界からも引っ張りだこ

モルトビー・ストリート・マーケットに腰を据える前の2013年には、イギリス全土を回りフリークを増やし、世界最大級の音楽フェス「グラストンベリー」や、「アレキサンダー・マックイーン」のファッションイベントにも出店するまでに。

さらにはドバイやアブダビ、シンガポールにまで出かけ、6週間の臨時店舗をオープン。そちらも大盛況だったようだ。

2017年3月
カムデンタウンに路面店オープン

さて、ここからが本題。

そのCheese Truckがついに初の路面店「The Cheese Bar」を3月に構えるそうで、イギリスでは今、“Brexit(EU独立)以来の衝撃”とまで言われているとかいないとか。

場所はカムデンタウン。2011年に亡くなった歌手エイミー・ワインハウスの銅像が見守るステーブルズ・マーケットの目と鼻の先だそう。インド、中華、メキシカン、地中海料理など、世界各国の料理がひしめくこのエリアで、ブリテンチーズに行列ができることは必至。それでも、あのメルティーを見せられては…行くしかないっしょ!

Licensed material used with permission by The Cheese Truck
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。