好みに合わせて「カスタム染色」できる、小鳥のオブジェ。

「春」と聞いて、どんな色を思い浮かべますか?爽やかな空の色だったり、可愛らしいお花の色だったり。イメージは人それぞれではないでしょうか。

メキシコのデザイナーMoisés Hernández さんが手がけた小鳥の彫刻は、そんな十人十色の「春色」を、自分の手で作り出すことができます。

あなただけの
「春色」に染め上げて。

この木製の彫刻は、水に浸すと、木本来の力で液体を吸い上げます。

その水に色をつけておけば、自然に彫刻が染まっていくという仕組み。

複数の色彩を別の場所から吸わせれば、色が交差して複雑なカラーリングになります。

色の濃淡は、オブジェを水に浸す時間の長さで変わります。

色の組み合わせや濃さをカスタマイズすることで、世界にたった一つだけの作品になるのです。

「鳥」をモチーフを
選んだ理由

Hernándezさんは、鳥をモチーフに選んだ理由を、羽根の色彩の豊かさに惹かれたから、だと語ります。

彼がサンプルで染めたオブジェの色は、鮮やかなクチバシを持つオオハシ類や、小さな体に色とりどりの羽根をまとうハチドリなどを参考にしたそう。

軽やかなさえずりが
聞こえてきそう

木そのものが持つ力で鮮やかに染め上げられた姿が、なんとも魅力的なこの木彫り。

残念ながら発売はされていないようですが、もし手に入れることができたら、染色にチャレンジしてみたいですよね。それぞれの「春色」を比べてみるのも、楽しそうです。

Licensed material used with permission by Moisés Hernández Design Studio
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。