世界一の牛肉消費国のどデカイ「わんぱくサンド」

世界でいちばん牛肉を食べる国を知ってますか?アメリカでも、オーストラリアでもありません。世界一の消費国は南米ウルグアイで、一人当たりの消費量は年間46kg以上ともいわれています。寝ても覚めてもビーフな国の「ステーキサンド」が今回のテーマです。

見た目のインパクトに反して
その名は「チビート」って(笑)

チビート」と呼ばれる豪快なこのサンドイッチの発祥は1950年代。ある女性がウルグアイのレストランで、ヤギ肉のグリルを注文しました。ところがヤギ肉を切らしていた店主は、即興で牛ステーキとハムをはさんだサンドイッチをつくり、それを彼女に提供したところ大好評、というのがことの始まり。

チビートにはさむ具材は、スライスしたゆで卵、ハム、カリカリに焼いたベーコン、オリーブ、スライスチーズ、レタス、トマト、そして肝心要のビーフステーキと、ボリューム満天。

最大のポイントは、ハムやベーコンを一緒にはさむことだそうで、これが重層的な牛肉のうまみを引き出すトリガーになる、と考えらえられているみたい。パンより分厚く、おもいっきり具材を詰め込むあたりは、イマドキの超ビジュアル系わんぱくサンドにそっくり。竹串で固定して、食べるときは崩れることなんてお構いなしに、ただかぶりつくのみ。豪快にどうぞ!

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。