たとえ父親が亡くなっていても、心から「この日」を祝おう
明日は「父の日」。でも、僕にはもう父親はいません。6年前に他界したからです。毎年どんな風に過ごそうかと悩んでいましたが、「Elite Daily」の女性ライターRachel Chapmanの記事を見て、少しだけ心が軽くなりました。
彼女も2年前に父親を亡くしたそうです。彼女にとって父親は親友だったらしく、その悲しみに耐えるのは、人生においてもっともつらかったとのこと。特に「父の日」がある6月は、プレゼントを提案する百貨店の広告に辟易していたようです。彼女は、父親を亡くした多くの人にとって「憂鬱な月」だとも表現しています。
でも、ふさぎ込んで1日をムダにする代わりに、もっと別のオプションがあるのだということに気づいたようです。それは「父の日」を祝うこと。たとえ、父親がこの世にいなくてもー。
01.
友だちに囲まれて
時を過ごす
一緒に過ごす人を見つけて、計画を立てましょう。
昨年、私は友だちと外出して、ランチとディナーを一緒にしました。彼女たちはずっと付きあってくれたのです。
本当の友だちは、あなたが究極にタフな時間を過ごす時にそばにいてくれます。あなたを支えてくれる友だちを探しましょう。友だちの中で、誰が父親がいないかを知れば、もっと仲間意識は芽生えるかも。父親がいない者同士、お互いに支えあいましょう。
02.
父が愛したことをやってみる
私の父親は、ファミリーレストランを愛していました。とっても安っぽいかも知れないけど、私もそこを愛しているんです。それは、父がよく私を連れて行ってくれたから。
これからは、毎年「父の日」に、父親のお気に入りのファミリーレストランに行くつもりです。父が自分自身ではじめた習慣だから、私も続けたいのです。
あなたの父が愛したものを見つけて、誇りに思ってください。家にいるような馴染みの場所に行けば、父親がそばにいるように感じられるはずだから。
03.
父との思い出を共有する
「もう父親はいない」と思ってしまったら、Instagramに写真を投稿して、父の偉大さを伝えることなどできないでしょう。
だったら、こう思えばいいのです。父親は、まだあなたの中に生きていて、彼を祝うことはできるんだって。
あなたの思い出と二人の大切な写真を共有してみる。それはあなたの父親を伝えるのに完璧な時間です。
もし、父親がいなくても、「父の日」は、素晴らしい父のことを祝福する日なのです。この日は、生きている父親だけのものではありません。
04.
父を悲しませないよう
あなたの1日を大切に
あなたの父親は、あなたが悲しくて1人でいることなど望んでいません。だから、小さな気晴らしを持ったりすることも大事なのです。
父がいない「父の日」は、1年の中で最も長い1日のように思えます。
気晴らしをする人が見つからない場合は、気晴らしができる活動を見つけてください。究極の逃避かもしれないけど、ずっと観たかった映画に行くとかでも大丈夫。
軽いコメディがいいかもしれません。泣くようなストーリーは厳禁です。だって、そんな映画を観たら涙が止まらなくなってしまうから。
「父の日」は、タフな日です。私も父がいない日は、2度目ですが、決してラクに過ごせるとは想像できないから。でも、その日が、1年の中で最悪になる必要はないのです。
まだ父親がいる幸運な人は、幸せな「父の日」を。そして、私と同じように父親がいない人は、特別に幸せな「父の日」を。皆が、いい時間を過ごすことを祈っています。