台湾に行ったら絶対乗りたい「世界一の山岳鉄道」

気軽に行ける旅行先として人気の台湾。はじめてなら台北や台南がベター?と思いきや、じわじわと台中ブームが来ているみたい。都会の雰囲気もありながら古き良き台湾が色濃く残るこの不思議な街の虜になる人も多いんだとか。
おすすめのスポットはいくつもありますが、ここでは「阿里山森林鉄道」を紹介。コレ、日本人なら一度は乗っておくべきだと思うんですよね。

日本統治時代に建設された
世界一の山岳鉄道

A2251e96d03682c8fad4f6c3ec24b36784c9b69a
Photo by 台湾観光局/台湾観光協会

インドのダージリン・ヒマラヤ鉄道、チリ〜アルゼンチンを結ぶアンデス山鉄道とともに世界三大山岳鉄道のひとつに数えられる「阿里山森林鉄道」。日本統治時代、木材の輸送を目的として建設。始発〜終点間の標高差が2274mにもなるこの鉄道には、日本の土木技術や、米国の蒸気機関車(現在はディーゼル車)など、当時の最高水準の技術が駆使されています。

急なカーブを曲がったり山道を昇り降りするのはアトラクションのようなスリルがあり、熱帯林や亜熱帯、温帯林など、環境の変化を見れるのも楽しい、と鉄道マニアに限らずたくさんの観光客が国内外から訪れるそうです。

絶対立ち寄りたい阿里山森林鉄道の中間地
名前の由来は「ちりとり」!?

99ddba748d93d263fc16c59b307c0282961c30ba
Photo by 台北ナビ

台風被害の影響で阿里山からの直通運行こそ休止されていますが、バスや車で多くの観光客が訪れる阿里山森林鉄道の中間地「奮起湖」。

元々は同じ発音の「畚箕」という言葉がつけられていて、これは「ちりとり」を意味し、三方を山に囲まれて中央が平になった地形がそれに似ているから、というのが由来だったと言います。でも、それだと印象が悪いから、と「奮起」に改名したそう。いまの方が断然いい名前ですね(笑)。

また、「湖」とは中国語で「開けた場所」。実際ここに湖があるわけではありません。

「奮起湖便當」を食べずして、奮起湖は語れない!

180810995420d6a671fa100270cd1a4560d07664
Photo by 片木裕一

「奮起湖便當」は、ここの絶対的名物。ごはんの上に地元のタケノコを使った付け合せと煮たまごに、定番の豚肉と阿里山烏龍茶でじっくり煮込んだ鶏肉をトッピングしたどんぶり弁当です。日本の山菜タケノコと違って、柔らかい触感、濃いめの味付けがごはんによく合う!奮起湖駅から徒歩2分、奮起湖大飯店にて購入可能。店内でも食べられますが、テイクアウトしてベンチで食べれば旅の風情が感じられていいでしょう。

食後のスイーツには愛玉子(オーギョーチー)を召し上がれ。チュルンとさっぱりした味わいはお口直しにぴったりです。

このあたりに生息する天然記念物「ベニクスノキタケ」を知ってる?

445ab7e3e8abb12ec1f56813098fe87360780520
Photo by 台湾観光局/台湾観光協会

別名ルビーマッシュルーム。台湾の限られた土地でしか採れない希少価値の高いキノコで、世界一お酒に弱いと言われる台湾の人たちが、アルコールで弱った肝臓をケアするために、約200年も前から摂取している食品なんですって。いまでは、その効果の大きさから天然記念物にも指定されています。

サプリに配合されていることも多いみたいなので、見かけたらぜひ手にとってみては?

Top Photo by 台湾観光局/台湾観光協会
Licensed material used with permission by 『ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内』編著:平野久美子(中央公論新社)
全12回にわたってお届けしてきた、ちょっとディープな台湾ガイド。最終回は、これから台湾を旅する人のために、意外と知られていない常識を紹介。
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第2回は、「THE観光」だけでは物足りないという人におすすめの、台湾ローカル気分を満喫でき...
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第8回は、言わずと知れた台湾一のパワースポット「龍山寺(ロンシャンスー)」について。
台湾のポピュラーな土産、鳳梨酥(フォンリンスー)。日本語では「パイナップルケーキ」と呼ばれているものの、多くはパイナップルが使われておらず、冬瓜が使われて...
余談ですが“バッファローウィングフレーバー”も同時に売り出すようです。
南半球の島国にある“小さな村”に行くと、まるでホビットになったかのような気分に浸れます。いや、冒険に出るような気持ちになるのかも。
台湾のコンビニに染み付いた、あの匂いの根源「茶葉蛋」について。
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第4回は、台湾の老舗ホテル・圓山大飯店の地下に存在する「秘密のトンネル」をご紹介。
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第6回は、台湾中に店舗がある人気ドリンクスタンド「50嵐(ウーシーラン)」での、通なオーダ...
今ではすっかり有名な、煙草工場の跡地を利用して作られた巨大なアート空間「松山文創園区」や酒工場の跡地をリノベーションした複合施設「華山1914」だってもち...
AIに過去のデータを解析させたところ、新たに72の信号を発見。地球外生命体からのメッセージの可能性もあります。
台湾へ行ってきた。台湾といえば、グルメと足つぼマッサージ。日本からの観光客も増えてブームとなっている。でも、そのほとんどは2〜4泊ほどのツアーなので、台北...
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第9回は「いま、台北で行くべきコーヒーショップ3軒」です。
去年の10月から教育部(教育省)で議論されている台湾での英語公用語化。実現に向けて着々と準備が進んでいると一部の地元紙が8月末に報じました。
去る2月6日深夜に起きた台湾地震。いま僕たちには何ができるのだろうか。
サンフランシスコに拠点をおくメンズアパレルブランド「Eison Triple Thread」は、先日テクノロジーを最大限に活用したサービス「Fits」を始...
台湾の桃園国際空港を利用するとき、安く賢い旅をするなら、夜市のようなフードコートで食い倒れるのがオススメ! 台湾らしさも感じられます。
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第7回は「地元の人で溢れるおすすめ朝食スポット3軒」をご紹介!
大都市を結ぶ鉄道網の整備が急ピッチで進む中国。その作業現場の風景を収めた、貴重な動画を紹介します。舞台は、鉄道橋の架設工事現場。人手をかけて作業にあたると...
海外旅行中に行くなら、スーパーマーケットよりも「セブンイレブン」の方がおもしろい。日本で使い慣れているからこそ値段や味、デザインの比較がしやすくて、疑問や...
台湾・九份は日帰りで遊びに行くより泊まるのがオススメ! だけど宿選びには気をつけて。条件をかねていて、九份に行ったら泊まりたい! と思えるの宿がここ、『山...
全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第11回は、観光客も利用できる自転車レンタルサービス「U bike(ユーバイク)」を使って...
ここに紹介する台湾人アーティストPigo Lin(皮哥)も、「多分に日本のカルチャーに影響を受けた」人物。ユーモアとちょいエロ、それ自体は日本の春画(笑い...
8月16日に台湾のニトリがまるちゃんと花輪くんが登場する動画を公開していました。