LGBTに対して「アメリカがいかにオープンであるか」を思い知る動画

この「Cut.com」のコンテンツは、見た目と少しの質疑応答だけを頼りに、相手のジェンダーを当てられるか?という実験動画。画面向かって左が右の人物を判断する構図です。

一般的な流れだと、「その結果がどうなるか」が見ものなんですが、僕が注目したのはまったく別のポイント。センシティブなテーマのはずなのに、左の人物が、まあズバッと切り込んでいくんですよね。で、それを受け止める側も、嫌がるどころかむしろ笑っていたりして。最低限の気遣いやリスペクトがあるのは言わずもがなですが。

個人的には、こんな企画がナチュラルに成立してしまうところに、LGBTに対する日本とアメリカの違いを感じずにはいられませんでした。

「彼がストレートの人だとしたら、髪型が整いすぎているよ。だから、バイセクシャルかな」

「レズビアンかな。だってポージングが慣れてると思わない?」

「何をするのが好き?」

「料理をして、みんなでその場を楽しむこと」

「声を聞くと、レズビアンっぽいな〜。こんな風に判断して良いのか分からないけどね」

「一番好きな曲を歌ってみて」と言われて、レディー・ガガの『Bad Romance』を歌い始める彼女。

「この歌が好きなら絶対ストレートだわ」

「絶対ストレート。だって、ストレートにしか見えないじゃん」

「アセクシャル(無性愛者)かな。セックスとか興味なさそうだもん」

「ストレートの人しか帽子は被らないから、ストレートだね」

「彼女は女の子みたいな雰囲気が伝わってこないよね。何というか、少し男っぽい感じ。バイセクシャルかな」

思いのほか、発言が直球であることに驚いた人は、決して僕だけではないはず。ただし、「見た目だけで判断しちゃってごめんなさい」みたいなフォローはあるのでご心配なく。

では、結果が気になる人だけ、以下の動画へ。

Licensed material used with permission by CUT, (Facebook), (YouTube), (Twitter)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。