なぜ「地元のダチ」とは一生の友達でいられるのか?
就職や結婚など、ライフステージの転換点で地元(故郷)を離れる。そこに残してきた友人たちと、離れ離れになるのは心細いものです。けれど、本物の友情は変わらず、カタチを変えて進化していくだけ。人間関係におけるエッセンスをこう表現するライターGabrielle LaFrank。
どんなに疎遠だったとしても、会うだけで時間の距離が一瞬のうちに縮まる仲間たちって、どんな関係なんでしょう。帰省シーズンを前にいまいちど。
01.
物理的な距離が影響しない
地元を離れれば、当然友人たちともバラバラになってしまうでしょうが、友情そのものが距離に左右されるわけではありません。もしも、友人関係が健全なものであれば、それは仲間である証拠。ビデオチャットやグループで電話をしたり、ときには手書きの文章で相手をびっくりさせてみては。
02.
「数」より「質」の
人間関係を味わえる
もちろん遠く離れた友人たちとの友情が必ずしも保たれるわけではありません。それでも、距離が原因でヒビが入ってしまったとしても、あまり気にしないことです。本当の仲間であれば、どんなに離れていようとも関係は保たれる。友情が薄れていくにつれて、誰が本物の友達なのかも見えてくるでしょう。
03.
会うだけで、一瞬のうちに
距離も時間も飛び越える
地元に戻って再開する友人たちとのひととき、普段と変わらないはずの週末が特別なものとなりますよね。話したいことも、やりたいこともありすぎてもうヘトヘト。でもそれが最高の時間。旧知の仲のいいところは、どんなに離れて暮らしていても、ひとたび会えば、一瞬にして距離も時間も飛び越えてしまうところ。
04.
お互いの恋人を紹介しあえる
誰かに恋人を紹介したりされたりする場面がありますよね。みんなに恋人を紹介するとき、仲間たちがあなたの幸せを願っていることを忘れてはいけません。たとえ、口では言わなかったとしても。
真剣交際の前に、友人たちにどう見えるかを聞いてみるのもOKかも。あなたのことを誰よりもよく理解してくれている人たちだから。
05.
「いいね!」で終わらない
コミュニケーション
ひと昔前まで離れて生活をしていれば、お互いの近況を知るのは今ほど容易ではありませんでした。でもSNSがその問題を解消、ボタンひとつで情報を発信し合えるから、遠く離れている感じもしませんね。気になる話題はメッセージや電話でコミュニケーションも。
06.
自分にとって大切な存在か
時間と距離がそれをはかれる
それでも、どうしたって距離はやがてできてしまうの。すべての友情が永遠に続くわけではありません。それぞれが違う方向へ向かって歩んでいくことは多いにありえるし、誰にでも起こること。決して間違ったことではないけど、自分にとって大切な存在であればるほど疎遠になることを受け入れるのは難しいですよね。
07.
一度は途切れた関係も
修復が可能
不思議なもので友情はいちど関係が終わったとしても、何かがキッカケとなり修復されることもある。昔の友だちとのつき合いが、以前と何も変わらない関係としてまた生まれることも。そういう人たちこそ、本当に大切な仲間。
08.
仲間の「門出」に集まれる
年齢を重ねればその分、お祝い事も増えていきます。卒業式、就職祝い、結婚式、楽しいイベントはたくさん。パーティーに終わりはあっても、友情は一生もの。だからこそ、忙しい日々の中でもお祝いには仲間が自然と集まってくるのです。