体験しないと分からない!この秋は、イメージを覆す旅に出よう。

これからご紹介する場所の名産品は、納豆、干しいも、お蕎麦など。決して華やかとは言えないかもしれない。だけど、イメージだけで決めつけるのはもったいない!一度「体験」すれば、その奥深さと魅力にきっと気がつくはずだ。

どこのお話しかって?そう、「茨城」。あなたのイメージを覆す、濃密な「体験」が待つ旅に出てみない?記事の最後には、プレゼントのお知らせも。

フクロウのラベルでおなじみ
あのクラフトビールをオリジナルで!

Photo by Sadamu Saito

「常陸野ネストビール」と聞いてピンと来ない人も、愛らしいフクロウのラベルを見ればすぐに分かるはず。世界中から注目を集めている茨城の酒蔵「木内酒造」のクラフトビール工房で、あなただけのオリジナルビールが造れる

Photo by madokakatsumata

好みの苦味やアルコール度数を選んだら、醸造のプロセスを一緒に体験。過程ごとに変化していく味わいを試飲できるのが、手造りの醍醐味。醗酵・熟成のプロセスはプロにおまかせで、数週間後にはあなただけのオリジナルビールが届く。ラベルもオリジナルにすることができるので、届いたときの喜びもひとしお。事前にデータを用意するか、当日テンプレートから選ぶことができるそうだ。

「マイクロブルワリー」は今や世界的なブーム。それが茨城で体験できるなんて知らなかったでしょ?しかも、木内酒造は世界に名を馳せるブルワリー。きっと羨ましがられる体験になるはず。

木内酒造 手造りビール工房
茨城県那珂市鴻巣1257
029-270-7955
※手作りビール体験は要予約。
※オリジナルビール作りでは試飲があります。車でお越しの方は必ずハンドルキーパーを決めましょう。

茨城が誇るブランドそば
「常陸秋そば」に舌鼓を

Photo by 慈久庵

「そば」がおいしい土地と聞いて思い浮かぶのは、信州?出雲?それとも山形?実はそばの名産地として、茨城を忘れてはいけない。

粒のそろった「常陸秋そば」は生育が非常に難しいと言われており、とっても貴重で高級な品種。

Photo by 慈久庵

常陸太田市にある「慈久庵」は、東京・阿佐ヶ谷にあった全国に知られた名店を移転したお店。店主の小川さんがたったひとりで切り盛りしているのだが、なんと、畑を耕し、そばの実を育み、石臼で挽き、そばを打ち、提供する……このすべてのプロセスを、小川さんが行っている。

そばの味、香り、甘みをしっかりと感じることができる逸品をぜひ味わってみてほしい。都会のせわしなさの中でいただくそばとは、ひと味ちがう体験となるはずだ。時間と心にゆとりを持って、出かけよう。

慈久庵
茨城県常陸太田市天下野町2162
0294-70-6290
定休日 火・水・木曜日(祝日の場合営業・翌日休み)
営業時間 11時30分~14時30分(予約不可・売り切りじまい)

紅葉の絶景スポットで
日本一のスリルを味わう

秋に茨城を訪れるなら、日本最大級の歩行者専用吊橋であり、紅葉の名所でもある「竜神大吊橋」まで足を伸ばしてほしい。竜神峡にかかるこの橋の上からは、山々が織りなす紅葉を堪能できる。慈久庵とも目と鼻の先。

Photo by bungyjapan

そうそう、ここは“日本一のバンジージャンプ”が体験できる場所としても有名だ。なにが日本一かって、そう、その高さ。水面からの高さ100mの、特大バンジージャンプだ。スリルを伴う絶景は、感動もひとしお。まさに「身が震えるような体験」というのが、否が応でもできてしまう。

どうせ飛ぶなら日本一にトライしてみてはどうだろう?忘れられない体験になること、間違いなし。

竜神大吊橋
茨城県常陸太田市天下野町2133-60
294-87-0375
営業時間 8:30~17:00

Bungy Japan(バンジージャンプの予約はこちら)

0278-72-8133
営業時間 9:00~16:30

ここまで来たら、お宿も
とびきりの自然を体験すべし

濃密な「体験」を旅のテーマにするなら、泊まる宿も「体験」にフォーカスした場所を選びたい。この「里山ホテル ときわ路」は、里山での暮らしの一端を感じることの出来るアクティビティが充実しているホテルだ。

オススメしたいのが高さ2mのプラットホームに設置された里山グランピング「マッシュルームキャンプ」。1日1組限定の貴重な「空中グランピング」で、降ってくるような星空をこころゆくまで堪能できる。

さらに、色とりどりの野菜やハーブが並ぶ自家菜園「里山ポタジェ」のすぐとなりでは、美明豚などの県産食材をたっぷり使った、贅沢な里山イタリアンバーベキューもオーダーできる(※)。里山の大自然に囲まれながらの食事は、きっと忘れられない思い出になるはず。

こちらのお部屋は特別室の「つきのおへや」。大きな窓からは、悠々とした山や広く開けた青空が見渡せる。茨城の里山に、日頃の疲れを癒やしてもらおう。

里山ホテル ときわ路
茨城県常陸太田市増井町1800
0294-72-4141
※「里山イタリアンバーベキュー」は10月末日まで(11月以降は要問合せ)。 3日前までに要予約。

しめくくりは、あの有名な丘へ

Photo by 国営ひたち海浜公園

春に丘をブルーに染める花・ネモフィラで有名な、国営ひたち海浜公園。これからの季節は、「コキア」が主役だということをご存知だろうか?

9月には、もふもふとした緑のコキアが丘一面に広がるが、10月中旬ごろには真っ赤に紅葉し、圧巻の光景が広がる。まだ知らない人も多いフォトジェニックスポットだ。

Photo by 国営ひたち海浜公園

今年はSNS越しではなく、その目で確かめてみてはどうだろう?

国営ひたち海浜公園
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
029-265-9001
※営業時間は季節によって異なります。

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お問い合わせ:茨城県観光物産課(029-301-3622)
www.ibarakiguide.jp