一度見ても、二度見ても、三度見ても…「目」が惑わされる。
数あるトリックアートの中で、私が一番驚くのは手描きであること。いくらでもPCで加工できる時代なのに、あえてアナログな手法を続けるアーティストたちに心を動かされてしまうんだ。
でも、手で描くからこそ他の誰かには、決して生み出せない驚きがあると思う。Ramon Bruinの3Dアートは、カラースプレーや絵の具を使うこともたまにあるけれど、ほとんどの作品が鉛筆と色鉛筆のみで描かれている。実際に手を伸ばしたら触れてしまえそうな“錯視の世界”を、じっくりとお楽しみあれ。