使うなら、「コンセプト」まで愛せるものがいい。

ストーリーまで愛せるものって、気持ちがいい。

例えば、毎朝食べているHAPPY NUTS DAYのピーナッツバター。千葉県の落花生を使って、九十九里を盛り上げたい。こんなに美味しい落花生を、もっとたくさんの人に届けたい。そういう思いで、ひとつひとつ瓶詰めされたバターをパンに塗るときは、時間に余裕をもって、最後まで味わい尽くしたいと自然に思う。

使うものだって、長く、大切に使いたいと思えるものに変えるだけで、心のあり方は変化してゆく。

“廃棄食材”から、色を生みだす

FOOD TEXTILE』は、繊維の専門商社として、原料から製品まで取り扱う「豊島株式会社」が手がけるプロジェクト。

エプロンやカバンの色をつくっているのは、通常は捨てられてしまう部分の野菜や、食材。食品メーカーからそれらを提供してもらって、国内外の特許を取得した、特別な技術で染料化しているのだそう。80%以上がこの染料で染められています。

天然素材でありながら、特許技術によって、色落ちがしにくいのも嬉しい。

世界の3分の1が廃棄されているという問題に対し、異なる分野の企業が協力して、ひとつの商品をつくることでムーブメントを起こしています。

現在『農業女子プロジェクト』とコラボして、<着る野菜Tシャツ>のクラウドファンディングを実施中。コーヒーショップ「CAFÉ KITSUNÉ」と一緒に、エスプレッソの出し殻でトートバッグもつくっているとのこと。

愛用することで、喜んでくれる人がたくさんいる。そういうことが、とてもわかりやすい物づくりです。

年が明けて、新しいものを選ぶとき、『FOOD TEXTILE』の“心に良いもの”を選んでみるのはどうでしょう?

Licensed material used with permission by FOOD TEXTILE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。