世界の美食家たちを虜にしている「仮面をかぶったデザート」
レモン、ライム、さくらんぼ、りんご…。パッと見は普通のフルーツ。んー、どこから見ても、もぎたてのフルーツですね。
でも、世界中の美食家たちが、このデザートを食べにわざわざパリのレストランに駆けつけるみたい。種明かしをすると、フルーツに見えるようにこしらえたケーキなのです。
革命的なフランス菓子に
挑む若きカリスマ
©Pierre Monetta
今、パリで話題になっているのは、5つ星パラスホテル「ル・ルームス」で、パティシエをつとめるセドリック・グロエ。
彼の得意とするのがフルーツをモチーフにした彫刻のようなパティスリーなのです。素材となるフルーツの味をキープしつつ、ひと味違うスパイスやハーブを加えたもの。じつは、フルーツの皮までもが、精巧にデザインされているのです。
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現在、世界中で彼の味が楽しめるのは、ル・ルームスのみ。
パリジャンの社交場になっているだけではなく、世界中からのファンが訪れるスポットとして認知が高まっているとのこと。2018年春には、ル・ルームス内にパティスリー専門店もオープンが予定されているので、ますます目が離せません。