超絶人気のタカラトミー製品、使い方のコツを研究!

子どもの頃、背伸びして買ったファッション誌とかをチョキチョキ切って部屋に貼ってた。

そういう「カタチのある写真」って、何の気なしに机の端に立てかけといたりして、ことあるごとにそれがちらちら目に入る。そしてその度にその時を思い出して、不意打ちで頬が緩んだりして、案外イイものだったりする。

…そういえば、スマホにしまってある画像って、ホーム画面にでもしない限り、「わざわざ」以外に見返す機会はほとんどない最近はシンプル指向が流行りだから、部屋の壁とかにベタベタ写真を貼る人も少なくなってるみたいだし。まぁ現像はお店が遠いし、お金はかかるし、面倒っていうのも大きいんだろうけど…。

じゃあそれ、全部解決したら?

そんな思いから生まれたというタカラトミーのプリンタおもちゃ、「Printoss(プリントス)」

写真を表示したスマホを乗せて、シャッターを押して、つまみを回す。この3つだけでチェキ用フィルムに写真が印刷できちゃうというスグレモノおもちゃなのだ。

これ、発売からの大ヒットにより爆買いするツワモノも現れたとかで、今では正規価格で購入するのもなかなか難しかったりする。でも使い心地はやっぱり試してみたいもの…なのでこの度、タカラトミーさんからサンプルをいただき、しばらく実際に使用してみた。

レトロな風合い、
コンパクトなカタチ。

ざっとやってみたらこんな感じに。チェキならではのレトロ感がツボすぎて、うめき声が出ました。私は映画などをみて記録を取るのが好きなので、ポスターなどがチェキになるのは手帳もはかどりかなり嬉しい〜!

製品は折りたたみ式で軽く、電池もいらないので、カバンの中に入れておいて出先で使うのもアリ。

バレンタインに友達の家で作った、「炊飯器製ガトーショコラ」も記録した(字が汚いのはお許しを)。こんな感じで色々と使えそうなプリントス、実際に触ってみてわかったコツを紹介しよう。

その1:フレームを密着させるべし

印刷したい写真を表示したら、粘着面にしっかりと画面を押し付けるのが大事みたい。念入りに調整しないと、乗せるときにフレームがずれてあとで載せる失敗画像みたいになるから要注意だ。

端のほうが映らなくっても良い写真なら、フレームの枠よりも若干大きめにズームしておくとずれても黒いフチが出にくくなる。

その2:画面設定を万全にすべし

で、それをプリントス本体に乗っける。このとき、画面表示は細かにチェックして。なんどもいうけど携帯の画面がそのままチェキになるので、画面にヒビが入っていたらヒビ入りチェキになってしまう。

ささっと汚れを拭いて載せたら、シャッターを切る前に本体についている小さな鏡で、画像の向きや表示、画面にプッシュ通知が出てしまっていないかなどを確認しよう(通知の多い人は、写り込む心配があるのであらかじめ機内モードなどにしておくべきかも)。

画面の明るさを最大限にキープするのもお忘れなく!

その3:鮮やかな色合いの写真がオススメ

シャッターを切ってダイヤルを回すと…あ、出てきた出てきた!何回してもこの瞬間は嬉しい。

はっきり画像が浮かび上がるまでには少し時間がかかるので、それまで変化を楽しもう。

ところが、あまりにも淡い色合いの写真だと、部屋の明るさにもよるんだけど、写したいものも白く飛んでしまう場合がある。

この「失敗写真」たちでいうと、下の2枚なんかそんな感じ。左の赤い写真は、読んだ本の表紙を撮影してチェキにしたけど、光が強く当たっている部分が白とびしている。右下のはお気に入りの指輪をはめた手を撮ったけど、アプリの加工で写真全体をもともと淡い色にしていたから、肝心の指輪まで映らなくなってしまったのだ…!

つまりは色鮮やかで、はっきりした写真の方が綺麗なチェキができやすい模様。

他の失敗としてはフレームがずれて黒い線フチができてしまうのとか、特にモタモタしてたら画面がスリープモードになってるのに気づかなくて、真っ黒な写真ができたときはびっくりしつつも笑っちゃった。

でもアナログだもの。失敗だったり、仕上がりがイマイチなことだってある。上手くなるまでなんとなく、ゆる〜くやれるのもまた一興じゃないだろうか。

アナログ回帰も、いいじゃない。

ちなみにメーカー希望の正規価格は3,700円+税。おもちゃのアイデンテティを失わない価格設定なのである。

そしてなにより一番こころ惹かれるのが、見ての通り、アプリも電池も不要という点。こういう新しい機器って、大抵専用のアプリと連動してるものだけど、これはバッテリーもない完全アナログ。そんなとこも含めてニクいやつだ。

お気に入りのカメラアプリで撮った写真や動画のワンシーンが、そのまま手元でプリントできるのは、現像まで仕上がりがわからないインスタントカメラとはまた違った嬉しさ。

さらには自分で撮っていないデータでも簡単に現像できるっていうのもいい。スクショでもいいんだもん。これからは切り抜きじゃなく、スクショを部屋に貼れる時代になるのだ…。

お気に入りのインスタグラマーさんの写真やアートなんかも、手帳やらビジョンボードやらにそのままペタッとできるようになってしまうんだね…(ただし、個人での楽しみを超えた他人の著作物等の現像はダメですよ)。

気になった方は、こちらの公式ショップからチェック。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。