決して人間を受け付けない、立ち入り禁止のゴーストタウン。

1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故。

放射線の影響は薄まってきているとはいえ、今でも周辺地区への立ち入りは禁止されています。

事前にウクライナ政府への申請を済ませ、検問所でパスポートを見せれば通過できるそうですが…。

健康へのリスクを負いながらも、この地区へと足を運んだのがフォトグラファーVladimir Migutinさん。

彼はこう言います。

「この地に訪れたときには、あまり不愉快な想いはしませんでした。逆に、違う惑星のパラダイスにいるような気分になったほどです」

実際にチェルノブイリに行った全ての人が、同じように考えるかどうかは分かりません。

写真に写るのは、観覧車を飲み込むように成長する木々。人間がいなくなったことで個体数が増えた動物。そして、放置されたままの建物。

僕たちに訴えかけるようなメッセージ性があります。

Licensed material used with permission by Vladimir Migutin(Instagram), (Facebook)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。