「日南」の気になるところ、﨑田恭平市長に10問10答インタビュー!

シャッター通り油津商店街の復活。
飫肥城下町の再生。
IT企業誘致や海外クルーズの積極的な誘致。

などなど、さまざまな方法でまちづくりや地方創生に取り組む、宮崎県・日南市。人口は約5万人にも関わらず、その動向は多くの地方自治体からも注目されています。

そんな日南市の記事を作るにあたり、事前にいくつかの質問を市役所に問い合わせたら、なんと﨑田恭平市長、みずから回答してくれました。

ということで、結果的に「市長が答えてくれた日南市の気になるところ」になったこちらの10問10答をご覧ください!

「仕事を軸にした移住も
増えてきています」

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01.
積極的にIT企業の誘致を進めていると思いますが、現状を教えてください! また、すでに感じている変化はありますか?

現在(平成30年3月時点)で、12社のIT関連企業が日南に進出してくれています。現在も交渉中の企業もありますので、もう少し増えそうですね。

感じている変化としてですが、IT関連企業が集積する油津商店街に若い活気が戻ってきましたね。誘致した12社のうち10社は油津商店街に立地しており、従業員の約8割が20、30代の若者なんです。

IT関連企業の社員が商店街でランチをしたり、夜は居酒屋やバーで飲んでいたり。従来の商店街とはちょっと違う雰囲気になってきました。

02.
日南市で、最も観光客が多い人気スポットはどこですか?

やはり、鵜戸神宮が多いですね。年間100万人を超える観光客に来ていただいています。

最近のホットな観光地でいくと、飫肥の城下町ですかね。ここは九州で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、江戸時代の地割りがそのまま残っているんです。さらに、このエリアの武家屋敷などが宿泊施設にリノベーションされ、日本人観光客だけでなく外国人観光客にも訪れていただけるようになりました。

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03.
移住に関して、どんな理由で日南を選ぶ人が多いですか?

これまでは、サーフィンなどのマリンスポーツやセカンドライフを目的に移住する人が多かったのですが、最近は若い人たちが「社会課題の解決につながるビジネスをしたい」とか「これまで都会で得てきた知見を生かして働きたい」など、仕事を軸にした移住が増えてきていると感じています。

商店街の再生やIT関連企業の誘致、空き家の再生、起業家の育成などの分野では専門の民間人を市役所に登用し、事業を進めてきたのですが、少しずつですが「地域の課題解決をビジネスにするのであれば日南市で」と、認知されてきたのではないでしょうか。我々行政としても、民間の知見やノウハウをうまく引き出せるようにこれからも工夫しています。

04.
「広島カープ」や甲子園出場でも有名な「日南学園」など、野球人気が高いイメージがありますが、他にはどんなスポーツが?

野球に関しては広島東洋カープ、埼玉西武ライオンズの2球団がキャンプをしてくれていますし、甲子園出場経験のある日南高校や日南学園高校があるので野球は人気がありますね。

他のスポーツで人気があるものとすると、やはりマリンスポーツではないでしょうか。サーフィンやシーカヤック、スキューバダイビングなどを目的に県外からも訪れていただいています。とくにサーフィンは上級者向けのサーフスポットが多く、週末になると県外から多くの方がお越しになりますね。

05.
日南の、おすすめデートスポットを教えてください。
 

日南海岸のドライブは定番コースですね! トリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!道の駅ランキング2017」でグランプリに輝いた「道の駅なんごう」のデッキテラスで日向灘を眺めながら2人でマンゴーソフトクリーム、なんていかがでしょうか?

また飫肥の城下町も江戸時代の地割りが残っており、非常に風情があります。食べ歩きまち歩き5枚クーポンを持って飫肥のお店を回遊し、それぞれのお店で商品と交換できる、というプランがあるのですが、それをカップルでやるとお互いの好みも分かり、楽しめるのでおすすめですよ。

また昔から伝わる「四半的(しはんまと)」という弓矢の娯楽があるのですが、手軽に出来ますし、けっこう盛り上がるんじゃないでしょうか?

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「日南の人と交流してほしい!
夜のスナックも楽しいと思いますよ」

06.
広島カープの選手がよく出没するスポットなどがあれば、こっそり教えてください。

よく出没するスポットは、カープ一本道ですね(笑)!

油津商店街と天福球場を結ぶ道路が赤く塗られているのですが、その道は毎朝カープの選手が球場に通う道なんです。他球団はホテルから球場までバスで移動するのが通常なのですが、カープの場合は徒歩か自転車で移動していますね。なので、選手は毎朝商店街や地域の方々と笑顔で挨拶していますよ。

練習後に出没するスポットといえば、油津の飲み屋街全般です(笑)。特に特定のお店はないですね。選手それぞれで行きつけのお店があるようです。休養日の前日の夜は多くの選手が飲みに出ているので、会えるかもしれませんよ。

07.
初めて日南に来た人に「これだけは体験してほしい」というものは?

日南にはマリンスポーツや森林セラピー、美味しい食べ物やきれいな景色などたくさんの体験コンテンツがあるのですが、それらを通して日南の人たちと交流してもらいたいですね!

日南の人たちは歴史的にも社交的というか、よそから来た人にとても優しいんですよ。夜のスナックに行くのも楽しいと思います。そこで繰り広げられている人間味ある地域の関係性とかって、都会では体験できない超目玉コンテンツなんです。スナックを出る頃にはお客さん同士みんなともだちになっているんじゃないでしょうか(笑)。

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08.
ちなみに鵜戸神宮の運玉、入ったことありますか? 入ったとしたらどんな願いを?

もちろん入ったことありますよ! 年に数回は鵜戸神宮に行きますので、よく投げています。願いはもちろん「日南市の発展」です(笑)。

正確には「今、手がけている活性化に向けての事案がうまくいきますように」と願い「まじめかっ!」という感じで投げています。

09.
日南市の人たちには、どんな特徴がありますか?

日南の人たちって、新しいものや外から来た人を受け入れる度量が大きいんです。あと、世代を超えた交流が根付いているのも特徴ですね。

日南には油津港という大きな港があるのですが、歴史的にも油津港を通して常に外との交流がありましたし、一時期の飫肥藩では農民や武士が身分を超えて盆踊り(現在の泰平踊)を一緒に踊っていました。それらの歴史的な背景が市民性を作っているかも知れません。

日南市に移住者が多いのも、そういった地域の受け入れ度量が大きいことが影響しているんでしょうね。

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10.
油津商店街の、オススメの楽しみ方を教えてください。

油津商店街の最大の魅力は、ズバリ夜ですね! 油津は人口に比べて飲み屋さんが多い地域なんです。そして個性豊かなお店が多いですので、いろんなお店に行ってみてください。最低3件のハシゴはノルマです(笑)。

そして油津には安く泊まれるビジネスホテルや民宿、ゲストハウスもあるので、思う存分飲んでいただくことができます!私も仕事柄よく油津のお店に行きますので、ひょっとしたらどこかでお会いするかもしれませんね。

ありがとうございました!

取材協力:日南市
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