見た目も中身も超激辛。なのに「優しさ」で満ちている
文字どおり、”見るからに辛そう”なこの唐辛子のソース。アメリカ・ルイジアナにある食品メーカー〈Smoke Hall Foods L3C〉による商品なのですが、手榴弾をパッケージにするあたり、さすがワイルドな発想です。しかもこの赤色の商品(左端)の名前は「Dead Red」。痛いほど辛そうなネーミングです。
ところがこのソース、見た目に反して、実はとても”優しい”のです。何が優しいのか。それは……
01.
100%自然食品(無添加)
このソースに使用されている唐辛子は、すべて手作業で摘み取られ加工されたもので、オールナチュラルなソースなのです。ちなみに1本あたり約86%の唐辛子を含んでいて(一般的なホットソースの唐辛子含有量は約20%)、自然派かつ本格派!
02.
米・退役軍人の雇用創出
実は同社、2012年に退役軍人によって創設された食品会社で、軍人として国に貢献し役目を終えた人々に働き口を提供しています。アメリアでの退役軍人問題は、日本という国にいながらでは想像しにくいほど深刻。雇用創出に貢献することで、彼らの精神的な支援も行なっているのです。
03.
彼らの支援団体に売上を寄付
しかも、プロモーションやマーケティング目的としてではなく、売上げの一部を軍隊や退役軍人、そしてその家族を支援する組織に寄付しています。
見た目と裏腹に
たっぷり詰まった愛
同社CEOのダンさんはこう胸を張ります。
このソースは、まさしく、アメリカ社会への貢献を目的とした商品です
人も食べ物も、見た目だけの情報で思い込んで決めつけてしまいがちな私たち。けれど、ファーストインプレッションだけでは得られない一面やストーリーが、そこにはあるもの。
その秘められた想いや情報を受け取った後ならば、たとえ"やっぱり刺激的"だったとしても、なんとなくマイルドに味わい深く感じられるのですね。
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