スイカも立派な「おかず」になる
大きめにカットしたスイカを縁側でがぶり。「あぁ、夏〜」って日本人を感じる瞬間だと思います。
なんて話はどうでもよくて、そのスイカの食べ方をいくつかこれまでも紹介してきたんですが、スムージーやアイスといったところがほとんど。ちょい変化球でサラダくらいなもの。
ところがこれ、「Food52」でEmilyCさんが教えてくれるのは、スイカを使った前菜(もちろんデザート感覚でもOK)。夏がお似合いな一品です。
ところで、スイカに塩は日本だけの感覚だと思ってましたが、海外の人たちも、あの甘さに塩気をプラスして楽しんでいたなんて。
スイカに塩……よりも、
塩漬けレモンがコンビ!
私はスイカに塩をかけて食べる派。さらにはスイカがサラダに入っていると、自然とシトラスだとか、良質のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルに手が伸びている……。共感してくれる人も多いはず。
なので、この発想に行き着くのにずいぶん時間はかかってしまいましたが、スイカとプリザーブドレモン(塩漬けにしたレモン)・ヴィネグレットって、とても相性がいい!という持論を確立できたのです。
あの冷えたスイカがより複雑な味に昇華し、さらには中毒性まで生んでしまう。スナックにも、サラダにも、デザートにも。飾りつけは自由に楽しむのがコツです。
ちなみに私は、キンキンに冷えたスイカの偏愛者ですが、ここに紹介するレシピの応用編として、グリルしたものを使ってもおいしく仕上がる予感がしています。
材料(4人〜6人分)
準備時間:25分
種なしスイカ(小):1玉
さいの目状に切ったプリザーブドレモンの外皮:1/2個(大さじ2杯分ほど)
レモン果汁:小さじ2杯分
エクストラ・バージン・オリーブオイル:大さじ5杯分
フェタチーズ(クリーミーでマイルドなもの):85グラム(砕くか細かく切る)
ミントの葉っぱ:少量
ひまわりの種:1/4カップ(生で使う場合は、軽くトーストして、冷ましてから使いましょう)
作り方
【1】スイカはまず半分、もしくは1/4大にカット(サイズに合わせて調整)。そこから1センチ大に厚切りに。私は皮付きも好きだけど、むいてOK。ヴィネグレットソースが出来上がるまで、冷蔵庫で寝かせておく。
【2】プリザーブドレモン・ヴィネグレットを作るには、外皮、レモン果汁、エキストラ・バージン・オリーブオイルを小さなボウルに入れて混ぜる。塩っぱさはものによってかなり変わってくるので、こまめに味見をしながら、塩もしくはレモン果汁で味を調整。
【3】完成したプリザーブドレモン・ヴィネグレットを厚切りしたスイカにかける。ボウルの下に沈んでしまった塩レモンの外皮を拾って、スイカに乗せる。あとはフェタチーズ、ミント、ひまわりの種でトッピングすれば完成。
【Food52creamteaさんのレビュー】
このおいしさにビックリ!EmilyCさんの「塩漬けレモンヴィネグレット」は、夏の甘〜いスイカにはぴったりな“塩コーティング”です。がぶりといけば、いろんな味と食感が口の中で爆発。手もかからず、すぐにできちゃうところも暑い日には嬉しい点。
私は、ドレッシングがスイカに均等にかかるように角切りにして、さらなるシャキシャキを求めてロメインレタスを選びました。ひまわりの種はぜったいにトーストしてあげましょう。味にもひとひねり加えられるし、全体的によりクリスピーに仕上がるから。
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