世界の大衆車の座、静かに狙う「Polo」
〜音のないクルマ選び⑤〜


自分だけの静かな空間……。

こういう見方でクルマを選ぶ。エンジンとかメカ的なスペック、先進技術、金額などではなく。

社会の大部分の人を満足させる安定のクルマ

かつて世界の大衆車として君臨していたのが、フォルクスワーゲンGolf。そんなGolfは今ではコンパクトカーとしてはラグジュアリーな見た目とプライスになってしまっているのが残念なトコロであります。

そんなゴルフに代わり、世界の大衆車の地位を着々と固めているのがフォルクスワーゲンPoloなのでは?

©Volkswagen

【フォルクスワーゲン Polo】

実際、そのサイズは過去のGolf程度。だから、世界に誇る大衆車と認定するの案外ハズレでは無い気もしています。

欧州車の気密性の高さや、そこからくる静粛性は大衆車のPoloであっても同じ。ドアを締めた瞬間にそれはわかります。重いんですよね、欧州車って。日本のコンパクトカーのトビラの締まりは軽く「パタン」としたイメージ。それが欧州車は重く「バスン!」という感じ。

その差って密閉性の高さや、衝突安全性にも起因しているというワケで、もちろん外部の騒音も軽減してくれているはず。実際に音量を計測したわけではありませんが……。

©Volkswagen

ところで、大衆と聞いて想像するものって何でしょう。

食堂?酒場?

大衆とは社会の大部分を占める多くの人を意味するので、大衆車というのは社会の大部分の人を満足させなければならない。それってとっても高いハードル。

でも、その点でサイズも価格も手頃である上に、静寂さに妥協をしないことが重要になります。クルマが静かな空間を保持しているかって、誰もがわかりやすい上質さを見定めるポイントになるはずです。

日本にだって世界に誇れる大衆車はたくさん。しかし、前述した密閉性などの理由で、静寂なクルマとしての基礎は期待できるのがPolo。だから、「世界の大衆車」の座についてもらうべきとPolo推しするのです!

©Volkswagen

静かだから果たせる役目がある

ここで、あらためて問いますが、キング・オブ・大衆車を狙うなら、静かさってマストな性能でしょうか?

想像してみてください。お母さんが子供を乗せて走るデイリーカーが騒がしくていいわけがない。彼女と気軽にデートに使うクルマがやかましくていいわけがない。 つまり、世界の大衆車である以上、静かでなければその役目も果たせないということ。ますます地位に揺らぎがなくなってきます。

フォルクスワーゲンのPolo、気になってきませんか?

Top image: © Volkswagen
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。