湖や海も道になる「水陸両用車」

見た目は、ゴルフカートのような佇まい。2人乗りのボディはかなりコンパクトなサイズ。

でも、侮ることなかれ。このクルマ「Moke Amphibie」は、水陸両用車なのだ。陸上モード時の最高時速は90km。しかも、四駆にもなるようだ。400ccの単気筒エンジンを搭載したポテンシャルは想像以上といえる。水上では、車体後部に搭載されたプロペラが回転する水上モードへ。7ノット(時速約13km)でボートのように水上を進めるそうだ。

これ以上、シンプルには
ならないつくり

「水陸両用車」「水陸両用車」

注目すべきは、陸上モードから水上モードへのスムーズな切り換え。運転席のスイッチをひねるだけで、シームレスに陸上と水上を移動できる。また、水上で操縦する際には、ハンドルが舵輪変わりとなる。つまり、クルマに乗った姿勢のままに、ザブンと水にアプローチできるというワケだ。

「水陸両用車」「水陸両用車」

操縦方法も、ダッシュボードや外観のデザインも、これ以上、シンプルにならないつくりとなっている。これなら、クルマの運転さえできれば、水上でも自在に動くことができるはず。現在、世界一運転が簡単な水陸両用車といえるだろう。

どんなに言葉で説明しても、百聞は一見にしかず。なので、気になる人はコチラの動画をどうぞ。十中八九、ビックリするはずだから!

このクルマを作ったのは、カスタムカーやカスタムバイクを手がけているフランスのLazareth社。公式サイトを見る限りでは、価格帯や日本での販売予定の記載はない。ただし、オーダー可能という記載はあるので、詳しくはコチラから問い合わせてみよう。

Licensed material used with permission by LA ZARETH
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。