ビリうまな新感覚。アマゾン野菜の醤油漬けがおいしいよ!――ブラジルのお酒と料理 特集

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初めて食べると驚くビリうまな食材。ブラジル北部の料理で使われるキク科の植物、ジャンブーを食べたことはあるでしょうか。一度食べたら忘れられません。

熱帯雨林アマゾンの食材を使うブラジル北部では、ジャンブーをスープや煮込み料理に入れるのが一般的です。山椒のようなしびれるおいしさが特徴で、食べたあとはしばらく口にするものの風味が変わってしまうほど刺激があります。と言っても、辛さはなくてマイルド。じんわりと舌の感覚が開くような、なんとも言えない体験。辛うまではなくビリうま。とにかくクセになる味です。

そのジャンブーの花を、醤油漬けにしたピクルスがこちらの瓶詰。そのまま食べるだけで、醤油の旨味とジャンブーの刺激が口の中に広がる逸品です。お酒が進みます。

じつは、こういったブラジルの食材と日本の発酵調味料の組み合わせには、両国の歴史がよく現れているのだそうですよ。ブラジルに移住した日本人は、母国の味を再現するために現地でできる発酵料理を研究し、次第にアマゾン野菜で漬物や佃煮などを作るようになったとか。今では日本でアマゾン野菜を育てる農家もいるため、新鮮なアマゾン野菜を、日本の発酵調味料を使って調理することができるようになった、というわけです。

ジャンブーの花のピクルス(醤油漬け)は、国産ブラジル食材を扱うセレクトショップ、BRASIL KITCHENで販売中。食べたことがない人はぜひ!

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ジャンブーの花のピクルス(醤油漬け) 1296円(税込)
BRASIL KITCHEN:http://brasilkitchen.jp/

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取材協力 KIMOBIG BRASIL

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