今だけ!最先端ブラジル郷土料理を食べるチャンス――ブラジルのお酒と料理 特集

ブラジルといえばシュラスコ?確かに間違いじゃありません。畜産業が豊かな南部の地域を代表する料理です。

でも、食材の宝庫である彼の国には、中部、北部とで全く異なる、その土地ならではの食文化があります。

それらは今、現代風にアレンジされ、アップデートされた新しい郷土料理として世界的に注目されています。どこに行けば食べられるのか。そこで、オリンピックを機に来日中のブラジル人シェフ、アランさんをご紹介。

アランです。
\ オリンピックの仕事で日本に来ています。/

©2019 TABI LABO

アラン・サリス。ブラジル北部出身の料理人。父も料理人。5歳で料理をはじめ、16歳から料理人の道に。数々の有名レストランで働きながら、メニュー提供や、企業の商品開発に携わった。リオデジャネイロでハンバーガー専門店、Burgertopiaを開業後、現在は信頼できる仲間に店を任せ、東京オリンピックの飲食部門コンサルタントとして来日中。2020年まで滞在予定。南米最高の料理人と言われているアレックス・アタラを尊敬している。

アランさんは、オリンピックの飲食部門コンサルタントとして来日しているため、日本でレストランを開くことはできませんが、休日を使って定期的に食事会を開催しています。先日4回目となるパーティーに参加したところ、これまでブラジル料理に抱いていたイメージはなんだったの?と思ってしまうメニューがズラリ。イベントで提供されたのは、美食の街として知られる、ミナスジェライス州にフォーカスした料理でした。一部ご紹介。

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アマゾン食材の風味を生かして
モダンにアレンジ!

化学調味料を全く使わないアランさん。材料の持つ風味を生かして、きちんと調味することに最も気を使うとか。唐辛子の種類が日本と違うため、ブラジルからスーツケースに詰めて持ってきたほどだそうです。

彼が生まれた北部の地域はヨーロッパの文化の影響を強く受けており、定番のブラジル料理以外にも、おいしい料理がたくさんあることを伝えたいと強調していました。

次はリオデジャネイロやサンパウロにフォーカスする予定。順次、いろいろな地域の美食を紹介していくそうですよ。目の前で調理する様子が見られます。料理以外にも、日本未入荷の珍しいリキュールなど、ここでしか味わえないものに出会えます。

次回の日程は、彼をサポートしている日本とブラジルを繋ぐ国際交流グループ、KIMOBIG BRASILの公式WEBサイトで告知されます。

ブラジルのお酒と料理特集では、そのほかにも日本で買えるおいしい食べものやお店を紹介します。

Top image: © 2019 TABI LABO

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