事前予約してでも食べたい、エミレーツ航空の特別機内食
機内食をもっと楽しみたい!
旅先へと向かう高揚感を引き上げるのに、いかに空の上の食事を満喫するかも重要なファクター。では? 有名シェフとのコラボにご当地メニューなど、百花繚乱の機内食ですが、あえて推すのは航空会社ごとに用意された特別機内食。
たとえばこんな使い方。地上にいるより断然ヘルシーに空の旅を過ごしてみる。
写真はエミレーツ航空ビジネスクラスの特別機内食(ヴィーガンミール)。特筆すべきはその中身です。
まずは、上の写真。玄米とともに提供されるのは、さつまいも、ほうれん草、レンズ豆をラグーソースで仕上げた一品。デザートはしっとりチョコレートケーキに、スーパーフードのラズベリーをコンポートにしたソース付き。
続いてはエコノミークラス。こちらは、レンズ豆入りインディカ米の炊き込みごはんを添えたナスとトマトの煮込み。さらにデザートはチアシードのプディングです。
ベジタリアン、ヴィーガンメニューは数あれど、スーパーフードを多用した特別食はエミレーツ航空をおいて他にありません。新鮮野菜とスーパーフードを組み合わせてつくる独自のベジメニューだけでも170種以上あるというんだから、これだけで全クラスのコース料理だって作れてしまうほど。
現に同社によれば、エコノミークラスでリクエストのある特別機内食のなかでも、ベジタリアンミールはトップ3に入る人気。つまり、わざわざこっちに切り替える人が多いってこと。ビーガンメニュー頼まない方が損!
年々進化するパンがうまい!
ちなみにエミレーツ航空の場合、機上でサーブされるパンは路線や目的地のイメージにインスパイアされた食事の提供と同じく、特色が出ています。
例えばヨーロッパ路線では、ハーブで香りづけしたパンや、サワー生地のライ麦パン。インド方面への9路線では、チャパティの生地を薄く伸ばしたパラタや、プーリー(インドの揚げパン)、ナンなどが提供されます。また、中東行きの路線ではマナキーシュに代表されるアラビアの薄焼きパンといったように、じつに多様。
パンなんてどれも同じ、と見限るのは早計。付け合せのパンにこそ航空会社の努力と個性が色濃く反映しているんですよ。
※特別食はどれも事前申し込みが必須。利用便出発の24時間前までのオーダーを忘れずに。
※写真はイメージです。